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麻布大学獣医学部生理学第二研究室 教授
【略歴】
1990年 麻布大学獣医学科卒業
日本ロシュ株式会社 研究員
1991年 東北大学医学部 大学院研究生
1994年 株式会社大塚製薬 研究員
2000年 麻布大学獣医学部 講師
2002年 株式会社ノベルテック(大学発ベンチャー) 取締役
2008年 東京農工大学 客員教授
2015年 北京農学院 客員教員
2013年 麻布大学獣医学部 教授(~現在)
10:00~16:00(昼休憩含む)
(1)くすりのハナシ
(2)抗てんかん薬
(3)合成副腎皮質ホルモン
(4)催吐薬トラネキサム酸
(5)胃腸粘膜保護薬
東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F
03-3451-4571
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一般獣医師 | 27,000円(税込29,700円)(ハンドアウト付き) |
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薬はそれぞれの特徴的な生理活性効果を発揮して動物の回復を促します。神経伝達に影響を及ぼすものやある種のホルモンと同様の作用を有するもの、胃腸粘膜にはたらきかけてその炎症を予防したり鎮めたりするものなどさまざまです。
本講座では、「錠剤やカプセルを粉砕・開封して投与しているけど良いのかな?」「経口投与薬はちゃんと胃に到達している?」「犬や猫って人と違って毎日同じものを食べているけど、人と違った薬の食べ合わせがあるのかな?」など、薬を活用するときの疑問について、臨床薬理学的側面から解説します。
また、抗てんかん薬や合成副腎皮質ホルモン、催吐薬トラネキサム酸は、獣医療独自の診療で利用されてきた薬物です。これらの薬の効果と起こりうる副作用について解説します。ヒト医療では多くの胃腸粘膜保護薬が活用されています。代表的な薬物の効くしくみを紹介するとともに、獣医療において効果が認められているものと有用でないとされているものについて解説します。
くすりの理解を深めることで、病気や治療の理解を広げるきっかけになり、オーナーへ説明する際の引き出しを増やしていただければと思っています。