第2回 麻酔時のヒヤリハットはどうする?
麻酔時のリスク管理とモニタリング
講師
神野 信夫 先生
日本獣医生命科学大学 獣医外科学教室 講師
- 日本獣医生命科学大学 卒業後、同大学院修了(外科学)
- 日本獣医生命科学大学付属医療センター研修医を経て、 同センター総合診療科勤務し、様々な処置の麻酔管理に携わる。
- 2014年より日本獣医生命科学大学外科学研究室助教として、 教育と付属医療センターでの臨床に携わっている。
- 獣医師、博士(獣医学) 獣医麻酔外科学会 麻酔・疼痛管理委員会委員
プログラム
10:00~16:00(途中、休憩・昼休みを含む)
第2回 麻酔時のヒヤリハットはどうする?
- 猫の気管挿管をスムーズに行うためのポイント
- 呼吸が止まった? 短頭種の気管挿管ピットフォール
- 動物が吐きそう! GER胃酸逆流への正しい対応
- アラームが鳴っても慌てない! 心電図のモニタリング
- 血圧が下がった!? 巻き方でこんなに変わる血圧のモニタリング
質疑応答
開催日時・会場
東京会場
2019年8月4日(日)10:00~16:00
駐健保会館 4F 大会議室
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461
- JR山手線・京浜東北線 田町駅 三田口(西口)より 徒歩10分
- 都営地下鉄三田線・浅草線 三田駅 A10出口(日本電気口)より 徒歩5分
受講料
会員獣医師 | 9,000円 (各回)(前納料金)(税別・テキスト代含む)ご入会はこちら |
法人動物看護師 | 9,000円(各回) (前納料金)(税別・テキスト代含む)ご入会はこちら |
一般獣医師 | 27,000円(各回) (前納料金)(税別・テキスト代含む) |
一般動物看護師 | 15,000円(各回) (税別・テキスト代含む) |
- 法人会員登録をされている施設の獣医師は会員受講料に割引されます。
- 学際小動物セミナー会員(個人会員・法人会員)の通常セミナー受講料は、前納に限り税込9,720円とさせていただきます。
- 受付作業円滑化のため、事前振り込みのご協力をお願い申し上げます。
- 当日のお支払の場合、受講料は税込10,000円とさせていただきます。
- 参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
- 昼食は各自にてお願い致します。
開催にあたって
第一回麻酔のモニタリングAtoZでは、麻酔の基本となる注射薬や準備などについて解説しました。次に考えなければいけないのが、どういう風に麻酔関連死を減らしていくことができるのかです。患者の状態を見る、麻酔や抜管に気を付けるというのも大事ですが実は今すぐ、動物病院にあるもので劇的に麻酔による死亡のリスクを減らすことができるようになります。
それは脈拍をみたりSPO2をみたり、モニタをするということです。
死ななくていい患者さんを死なせずに帰す、リスクを低くすることができるという意味では麻酔のモニタリングというのは非常に重要になってきます。
シリーズ第二回目となる「麻酔時のヒヤリハットはどうする?」では日頃、ヒヤっとすることの多い心電図や血圧について解説いたします。循環器のモニタリングの正常範囲のみならず、波形の意味するところや各項目の弱点などをしっかりと把握し、日々の麻酔に+αの安心・安全が提供できることを目的としています。