2025年3月30日
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北海道大学大学院獣医学研究院 獣医内科学教室 准教授
日本獣医循環器学会認定医
岩手大学農学部附属動物病院 准教授
日本獣医循環器学会認定医
協力:
キャノンメドテックサプライ株式会社/学校法人立志舎 専門学校日本動物21・大阪動物専門学校
受講1か月前から配信
〒130-0013 東京都墨田区錦糸1丁目11-10
03-3626-7771
〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島6-9-21
06-6454-1011
テキスト付き(当日配布)
会員獣医師 | 48,000円(税込52,800円) +実習材料費 15,000円(税込16,500円) ご入会はこちら |
一般獣医師 | 69,000円(税込75,900円) +実習材料費 15,000円(税込16,500円) |
犬の粘液腫様変性性僧帽弁疾患において、LA/Ao>1.6かつLVIDDn>1.7であればStage B2、E波が1.2-1.4 m/sを越えているとStage Cのリスクがある。とACVIMコンセンサス・ステートメントに明記されている通り、その症例の生涯を左右する事になるステージングを行う上で、客観的な指標は確かに重要です。ただし、その数値が正しくないとすれば害悪しかなく、測る前に正しい断面を描出することが先決です。正しい断面を描出する実際の手順は症例個々で異なりますが、一度理論を抑えれば全ての個体に応用可能な普遍的な技術が身につけられるはずです。正しい断面が得られれば、左房の大きさはLA/Aoを実際に計測するよりも、定性的評価の方が正しい可能性すらあります。右心の大きさも定性的評価で充分ですし、肺動脈の大きさもある程度大丈夫です。ただし、LVIDDnは定性的評価が難しく、逆に定量的評価は容易でありますので、これだけは身につけて帰って頂きます。