歯科・獣医セミナーの学際企画

No.271 いざという時にあわてない!犬と猫における輸血療法

瀬川和仁先生「いざという時にあわてない! 犬と猫における輸血療法」獣医師セミナー

いざという時にあわてない!犬と猫における輸血療法

〜献血システムの構築から輸血前検査、全血輸血の実践まで〜

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瀬川和仁先生「いざという時にあわてない! 犬と猫における輸血療法」獣医師セミナー

講師

瀬川 和仁 先生

せがわ動物病院 院長
日本獣医輸血研究会運営委員
麻布大学共同研究員

鈴木 裕子 先生

Pet Clinic アニホス

中村 知尋 先生

日本小動物医療センター

プログラム

① 献血システムの構築

鈴木 裕子 先生(Pet Clinic アニホス)

  • 献血ドナー登録のすすめ方と管理
  • 献血ドナー選定の指針
  • 献血・輸血に必要な器材
  • 献血・採血方法
  • 献血採血後のフォローアップ

② 輸血前検査

中村 知尋 先生(日本小動物医療センター)

  • 血液型の疫学や遺伝形式
  • 血液型判定手技の実際
  • クロスマッチの理論
  • クロスマッチ手技の実際

③ 輸血療法

瀬川 和仁 先生(せがわ動物病院)

  • 輸血適応判断   
  • 輸血方法
  • 輸血モニタリング  
  • 輸血副反応

収録日

2024年2月4日

収録時間

4:01:26

ウェブ受講料

法人・個人会員9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら
一般獣医師27,000円(税込29,700円)
※ 視聴期間:2025年1月1日〜2026年2月28日
※ テキストは付属しません
※ 配信開始日以降の申込者は、入金確認後1〜2営業日以内にご受講いただけます

 本セミナーを含むプレイバック受講すべてが見放題:年間パスポートはこちら

開催にあたって

 犬と猫における輸血療法への社会的関心は高く、一次診療施設においても適切な実施が期待されている治療法の一つです。しかしながら、晶質液の輸液のように毎日行う手技ではないため、いざという時に胸を張って輸血できない方も多いのではないでしょうか。安心安全な輸血療法の実施のためには、施設ごとに事前にシステムを構築し、スタッフ間の知識共有を行っておくことが重要です。
 そこで、今回のセミナーでは日本獣医輸血研究会に所属する我々3名の演者が、ガイドラインや科学的根拠に基づいた輸血療法の理論から、教科書には載らない細かいテクニックまで、演者の私見も交えて解説致します。自信のある方もそうでない方も、是非このセミナーを通じて自施設で行っている輸血療法の総点検を行って頂ければ幸いです。

※講師の所属は開催日時点のものです。