No.274　消化器疾患を”体感”せよ！教科書が教えてくれない診断のTips

消化器疾患を”体感”せよ！教科書が教えてくれない診断のTips

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講師

横山 望 先生

北海道大学大学院獣医学研究院 獣医内科学教室 助教

プログラム

1. 下痢　〜下痢が全然治りません〜
2. 嘔吐　〜マロピタントが効きません！〜
3. 食欲廃絶　〜元気だけど食欲だけないです〜

質疑応答

開催日時・会場

2024年6月30日（日）10：00～16：00

駐健保会館　4F 大会議室

東京都港区芝3-41-8

財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461

• ＪＲ山手線・京浜東北線　田町駅 三田口（西口）より　徒歩10分
• 都営地下鉄三田線・浅草線　三田駅 A10出口（日本電気口）より　徒歩5分

来場受講料

テキスト付き・ウェブ受講1ヶ月付き（8/1〜8/31）

ウェブ受講料

テキスト付き ｜ 受講期間：2024.8/1〜2025.2/28

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開催にあたって

　消化器症状は、一次診療では皮膚症状に次いで一般的に認められる臨床症状です。だからこそ、悩ましい問題にたくさん遭遇するはずです。治らない下痢、止まらない嘔吐、食欲廃絶の原因がわからない…悩みは尽きません。当然、原因疾患が何かわからなければ解決しない問題なのですが、ついつい診断が下らないまま対症療法のみに終始してしまうこともあるのではないでしょうか？
　巷には、鑑別診断アプローチについて解説している雑誌、書籍が溢れています。ただ、それを漫然と読むだけではなかなか診断力は養われません。消化器症状には、それぞれの原因疾患特有の特徴や臨床経過が存在し、それを知ることが正確な診断を下すには必要不可欠です。ただし、全ての消化器疾患を経験することはなかなか難しいため、少なくとも普段の診療で頭を悩ませる状況だけは経験しておきたいところです。
　そこで本講演では、一次診療の現場で特に悩ましい消化器症状3つに絞って、その診断を“体感”していただこうと思います。決してアドバンスな内容ではありません。それぞれの臨床症状に対して基本的な診断アプローチを忠実に守りながら、診断のTipsといえる個々の消化器疾患の病態と診断で陥りやすい罠についてご紹介いたします。
　消化器疾患を楽しく悩む！ そんな時間を共に過ごしましょう！