動物眼科センター センター長
1.潰瘍性角膜炎の診断と分類
2.潰瘍性角膜炎の内科的治療
3.潰瘍性角膜炎が内科的治療で治らない⁉
4.潰瘍性角膜炎の外科的治療
2017年7月23日(日)
4:13:47
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潰瘍性角膜炎は小動物の眼科診療において最もよく遭遇する疾患である。角膜は眼球の外壁を形成する繊維膜として眼球形状を維持するための強度と、視覚の質(quality of vision)を維持するための透明度を保つことが必要である。潰瘍性角膜炎の治療が功を奏さない場合には、視覚が低下したり喪失したりするばかりでなく、眼球自体を維持することも困難になる可能性もある。よって潰瘍性角膜炎の治療においてはその病変の現状を把握した的確な診断のみならず、その原因、飼育されている環境さらには動物の性格など多くの条件を加味して適正な対処をしなければならない。
つまり潰瘍性角膜炎の診療においては内科的にも外科的にも対応可能な場合もあるが、治療法の選択は単純ではなく、適切な診断はもちろんであるが、常に多くの条件を加味した上での総合的な判断が要求される。
今回の講演では、潰瘍性角膜炎をどのように正しく診断し、どのように対処すればよいかを時間をかけてわかりやすく解説し、実際の症例を示しながら、内科的治療の基本と一次診療施設でも対応可能な外科的治療法、さらには二次診療施設で行われている専門性の高い外科的治療法までを含めて動画を用いてご紹介します。先生方の眼科診療のスキルアップのために、明日からの診療に役立てる内容となっていますので、ぜひご参加をお待ちしております。