歯科・獣医セミナーの学際企画

No.226 体表および乳腺腫瘍の診断と外科治療

体表および乳腺腫瘍の診断と外科治療

日常の診療で遭遇しやすい症例の治療計画の考え方と手術手技

体表および乳腺腫瘍の診断と外科治療

講師

高木 哲 先生

麻布大学 獣医学部 外科学第一研究室 准教授 獣医麻酔外科学会/日本獣医がん学会理事/ 日本小動物外科専門医

北海道大学獣医学部卒業、同大学大学院獣医学研究科博士課程修了および学位取得。 その後、北札幌動物病院での勤務を経て北海道大学大学院獣医学研究科獣医外科学教室助手、助教、准教授、 同大学院附属動物病院 准教授として勤務、2018年4月より現職。

プログラム

  1. 術前治療の有効性
  2. 皮膚腫瘍(肥満細胞腫、組織球腫、その他の腫瘍) 鑑別診断と診察、治療計画のポイント
  3. 主に低グレード軟部組織肉腫について
  4. 注意すべき乳腺腫瘍の挙動
  5. 避妊手術は不要?必要?
  6. 乳腺はどこまで取れば良いの?
  7. 手術計画の立て方
  8. 実際の手術(手術動画で解説)

収録日

2019年3月10日(日)

収録時間

4:29:09

ウェブ受講料

法人・個人会員9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら
一般獣医師27,000円(税込29,700円)
※ 視聴期間:2025年1月1日〜2026年2月28日
※ テキストは付属しません
※ 配信開始日以降の申込者は、入金確認後1〜2営業日以内にご受講いただけます

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開催にあたって

外科が得意な先生の手術を見ていると簡単そう…に見えますよね? でもそこに至るには実に様々な失敗があり、一瞬の判断のように見えるかもしれませんが数多くのDecision Making Processがあり、教科書には書いていない理屈や手技があります。これらについて一次診療でも特に頻繁に遭遇する体表の腫瘍と乳腺腫瘍についてこれまでのセミナーでは取り上げていなかったことも数多く含めてじっくりと説明します。
外科というと手術のことしか考えていないと思われがちですが、実は事前の診察も非常に重要です。本講演ではいかにバランスよく治療を行っていくか、インフォームドコンセントのためにはどのような知識が必要かということも含めて理解していただくことを目的とします。今回の講義を聴講していただくことで明日からすぐに役立つ基本的な腫瘍診療の考え方に加えて、もちろん実践的な手技の知識を身に着けていただき、明日からの診察に役立てていただきたいと考えています。

※講師の所属は開催日時点のものです。