歯科・獣医セミナーの学際企画

No.PL233 犬と猫の眼科エマージェンシーと処置

犬と猫の眼科エマージェンシーと処置

ホームドクターとして見逃したくない!

犬と猫の眼科エマージェンシーと処置

講師

都築 圭子 先生

東京大学大学院付属動物医療センター 眼科 特任助教

  • 1993年    酪農学園大学酪農学部獣医学科卒
  • 1993-1995年 東京大学農学部獣医外科学研究室研究生
  • 1995-1998年 小動物開業医勤務
  • 1998-2003年 酪農学園大学附属動物病院外科系研修医
  • 2003-2009年 酪農学園大学獣医学科嘱託助手
  • 2008年    学位取得
  • 2009年ー現在 東京大学大学院農学生命科学研究科附属動物医療センター 外科系診療科・眼科特任助教

プログラム

1. もう見逃してほしくない!これが眼科疾患のエマージェンシー
2. 眼科専門医からみた。眼科疾患がエマージェンシーになる原因はコレです。
3. これってエマージェンシー?迷ったときどうする?どうしたらいい?
  • 必要な処置
  • やってはいけない処置
4. 「様子を見ましょう」いつもの治療が、エマージェンシーの引き金に!?
  • 点眼薬増やした方がいいかな…?と思った時に整理しておきたい事。

収録日

2019年10月27日(日)

収録時間

4:37:26

ウェブ受講料

法人・個人会員9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら
一般獣医師27,000円(税込29,700円)
※ 視聴期間:2025年1月1日〜2026年2月28日
※ テキストは付属しません
※ 配信開始日以降の申込者は、入金確認後1〜2営業日以内にご受講いただけます

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開催にあたって

「眼が赤い」、「眼脂が多い」と眼疾患ではよく見られる症状1つでも、様子を見てしまうだけで、エマージェンシーになることも少なくない。
通常、「エマージェンシー」とは生命の危機に関わる緊急事態をいうが、眼科疾患のエマージェンシーと聞いてすぐに頭に浮かぶ疾患は、角膜穿孔や急性緑内障ではないだろうか。適切な処置を行わないと視覚喪失や眼球の温存が不可能になるので、緊急の対応を必要とする重要な疾患であることはわかる。しかし、一次診療施設では手術用顕微鏡などの特殊な眼科器材も無く判断も難しいことが多く、眼科手術も難しい。
今回のセミナーでは、眼科のエマージェンシーとは何か?眼科疾患がエマージェンシーになるのはなぜか?普段行なっている治療が本当に良いのか?エマージェンシーと思われる症例が来院しました。さあ、どうする?など症例を見ながら眼科のエマージェンシーに対する考え方、治療方法(内科・外科)、エマージェンシーにしない方法など、特殊な眼科器材がなくても判断できる重要なポイント、可能な処置などを紹介する。普段行なっている治療が、実はエマージェンシーになるきっかけを作っている場合もある。眼科疾患の多くがエマージェンシーになる可能性があることを知り、日常診療で対応してほしいと思う。

※講師の所属は開催日時点のものです。