2024年9月1日
東京大学大学院付属動物医療センター 眼科 特任助教
2019年10月27日(日)
4:37:26
法人・個人会員 | 9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら |
一般獣医師 | 27,000円(税込29,700円) |
本セミナーを含むプレイバック受講すべてが見放題:年間パスポートはこちら
「眼が赤い」、「眼脂が多い」と眼疾患ではよく見られる症状1つでも、様子を見てしまうだけで、エマージェンシーになることも少なくない。
通常、「エマージェンシー」とは生命の危機に関わる緊急事態をいうが、眼科疾患のエマージェンシーと聞いてすぐに頭に浮かぶ疾患は、角膜穿孔や急性緑内障ではないだろうか。適切な処置を行わないと視覚喪失や眼球の温存が不可能になるので、緊急の対応を必要とする重要な疾患であることはわかる。しかし、一次診療施設では手術用顕微鏡などの特殊な眼科器材も無く判断も難しいことが多く、眼科手術も難しい。
今回のセミナーでは、眼科のエマージェンシーとは何か?眼科疾患がエマージェンシーになるのはなぜか?普段行なっている治療が本当に良いのか?エマージェンシーと思われる症例が来院しました。さあ、どうする?など症例を見ながら眼科のエマージェンシーに対する考え方、治療方法(内科・外科)、エマージェンシーにしない方法など、特殊な眼科器材がなくても判断できる重要なポイント、可能な処置などを紹介する。普段行なっている治療が、実はエマージェンシーになるきっかけを作っている場合もある。眼科疾患の多くがエマージェンシーになる可能性があることを知り、日常診療で対応してほしいと思う。