2024年9月1日
麻布大学獣医学部 小動物内科学研究室 講師
【略歴】
【所属学会】
日本獣医学会、日本獣医師会、動物臨床医学会 、腸内細菌学会 、日本ペット栄養学会など
2021年3月14日(日)
3:14:14
法人・個人会員 | 9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら |
一般獣医師 | 27,000円(税込29,700円) |
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日常診療でも、消化器疾患を診察する機会は非常に多いと思います。消化器疾患の治療法は多岐にわたっており、その種類や使用法についての情報も年々更新されています。今回は、その中でも使用されることの多い(にもかかわらず、情報が更新されることの少なかった)抗菌薬療法について、スポットライトを当てていきます。
消化器疾患(特に下痢)に対してとりあえず抗菌薬を処方してしまうこと、心当たりがないでしょうか? これまでは「なんとなく」使用されることが多い抗菌薬ですが、薬剤耐性菌の増加問題などもあり、獣医学領域でも抗菌薬の適切な使用法について考え直す時代に入ってきています。
「抗菌薬を使うな」という訳ではありませんが、むやみな抗菌薬処方は避けるべきでしょう。そこで、本講演では「どのような場面で抗菌薬を使用するべきなのか?」「これまでの抗菌薬に依存した消化器疾患の治療からどうやって脱却していけばいいのか?」といったポイントを重視して解説していきます。