東京大学動物医療センター 内科系診療科
質疑応答
東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F
03-3451-4571
大阪会場
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
福岡会場
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員獣医師: 9,000円 (テキスト代含む)
一般獣医師: 25,000円 (テキスト代含む)
※昼食は各自にてお願い致します。
※参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
犬のクッシング症候群、猫の糖尿病はそれぞれ日常の診療で多くみられる疾患です。
犬のクッシング症候群はその診断法もほぼ確立されており、治療についても「トリロスタン」が安価かつ容易に入手できるようになりました。クッシング症候群を正しく診断し、正しい初期治療を施すことはもはや当然です。今後はいかに長期間、患者と家族の生活の質(QOL)を保てるかが課題になってくるはずです。このセッションでは、犬のクッシング症候群の診断法、誤診を防ぐ心構えなどについて解説し、内科的治療や放射線治療を含む治療選択、そして長期的な内科療法について解説します。
一方、猫の糖尿病治療が、えてして難しく感じられるのは、糖尿病の根底にある基礎疾患を正しく理解・診断・治療できていないからです。慢性膵炎、副腎疾患などの基礎疾患を正しく切り分けることにより、はじめてクリアな見通しをもって猫の糖尿病治療に望むことができます。このセッションでは、猫の糖尿病を正しく把握して診断をレベルアップすることを重点におきます。さらに、糖尿病性ケトアシドーシスについても診断や治療の要点とコツを解説します。