HJS代表・手術屋
協力 株式会社ニュービジョンコーポレーション
各会場とも 42名 限定
※参加希望の方はお早めにお申し込みください。定員に達し次第、締切となります。
※ 両会場ともに、参加申込者には会場案内図と持参品リストをご案内申し上げます。
※ 昼食は各自にてお願い致します。
講義
10:00~11:30
質疑応答
※ 昼食は各自にてお願い致します。実習
12:30~16:00
質疑応答
※実習には豚の臓器を用います。
東京会場
(東京都千代田区)
(東京都北区)
(追加開催)
(東京都北区)
※各回とも、実施内容は同じです。大阪会場
(兵庫県尼崎市)
(兵庫県尼崎市)
※各回とも、実施内容は同じです。
会員獣医師 : 29,000 円+実習費8,000 円
一般獣医師 : 45,000 円+実習費8,000 円
※参加取り消しの場合は、開催2 週間前迄にご連絡頂ければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します(上記以後のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を承ります)。
※銀行振込の場合、領収書を発行致しませんので必要な場合はご連絡下さい。
外科手技の実技講習会もいよいよ最終回を迎えました。
第三弾の目的は、医療における進歩を理解し、そのアップデートの重要性を体感していただくことです。そのために「消化管吻合テクニックを習得する」というテーマで、実際にさまざまなやり方で腸管を吻合していただきます。
腸管吻合はごく一般的な手技であり、すでに経験のある先生は多いと思います。そんな先生方は、もしかすると消化管吻合はもう“できる”とお考えではありませんか?医学は常に進歩しており、基本手技ですら例外ではありません。ですから、消化管吻合はできるからこの話は聞く必要がないという判断をしたなら、それは大きな間違いかもしれません。最近の医学領域における消化管吻合では、腸管を簡単に、短時間で縫合し、さらにより良い治癒をさせる縫合法がメインになりました。それは数時間の実習で十分習得することができ、おそらく今後長く使っていける有用な手技だと確信しています。
もう一つの題材として、眼瞼縫合を体験していただきます。ただ単に縫い合わせるだけの粗末な思考を捨て、消化管と同様、「立体を扱うイメージ」を養い、更には機能性・審美性を最大限補える形成手技を身に付けて欲しいからです。
今回、これらの手技を習得していただくことによって、基本手技ですら変わってしまう医療という分野の難しさ、面白さを実感していただき、“できる”と信じていたことを習うことの重要性もあわせてご理解いただけましたら幸いです。
三回シリーズで実施する外科実習セミナーもこれで終了です。各論として胆嚢、肝臓、胃、食道、腸管、眼瞼の手技をいくつか紹介することで、本当にお伝えしたかったことは、基本手技と臨床解剖の重要性、立体を扱う直感的センス、そして経験をスキルに変えるための思考法です。誰も最初からうまく手術することはできません、でも、これらを念頭に置いて手術経験を重ねていったなら、人生が変わるくらい手術という治療が面白くなっていくはずです。このシリーズにご参加していただいた先生すべてにそんな変化がおき、より多くの動物たちが助かるようになることを期待しております。多くの方のご参加をお待ちしております。