~慢性腎臓病を中心に~
東京都渋谷区桜丘町8-24
大阪会場
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
福岡会場
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員獣医師: 9,000円 (テキスト代含む)
一般獣医師: 25,000円 (テキスト代含む)
※昼食は各自にてお願い致します。
※参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
家庭で飼われている犬や猫も人と同様に高齢化、長寿化の時代を迎え、それに伴い、腫瘍や心臓病そして腎臓病などに罹患する症例が増加する傾向にあります。
10年ほど前より人医学界で慢性腎臓病(CKD:chronic kidney disease)という言葉が提唱され、早期発見・早期治療が重要であると考えられるようになりました。これは、獣医療でも同様といえます。しかし、慢性腎臓病は、飼い主が症状に気がついた時には病態がかなり進行しているという場合が少なくありません。
犬や猫の慢性腎臓病の診断といえば、血液検査によって高窒素血症を判断することが一般的であり、これは今でも否定されるものではありませんが、他の血液検査項目や尿検査、画像診断などを総合的に判断し、早期診断や病態の把握を行う必要があります。また、慢性腎臓病の治療法に関しても、対症療法だけでなく、慢性腎不全をできるだけ進行させないために早期からの集学的治療(食事療法や様々な薬物療法など)が重要となります。
今回のセミナーでは、慢性腎臓病をどのように診断、病期や病態に応じた治療を進めていくかについて解説していきたいと思います。