2024年9月1日
麻布大学附属動物病院 検査部長
質疑応答
福岡県福岡市博多区博多駅南1-8-31
092-467-1113
大阪府大阪市中央区久太郎町4-1-11
06-6251-5820(代)
東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1
財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733
会員獣医師 | 9,000円 (テキスト代含む) |
一般獣医師 | 25,000円 (テキスト代含む) |
小動物の眼科診察には、1.個人差が出来やすい異常に対する認識と、2.異常な反応や行 動に対する理解が求められています。眼が体表に位置することで、眼科疾患は外観異常の疾患として捉えがちです。しかし、その異常には眼球の異常運動、瞬き不全や視覚障害に基づく異常行動といった動的な異常も含まれます。そのため、眼科診察では異常という認識は個人によって差が出やすいものと考えられます。そこで、眼科疾患の診察には異常所見を明確にし、複合的で、体系化した手技で症例に臨むことが求められています。
今回のセミナーでは、視覚という感覚を再認識し、その評価方法について考えたいと 思います。またその評価のうち、眼底像が観察されない場合に適用される眼の超音波検査についても考えます。さらに、今回のセミナーでは、診察室で実施される有効な手技や処置方法を紹介し、円滑でより的確な診療を目指します。参加者皆さんとご一緒に日頃の眼科診察を考えたいと思います。