獣医学博士 DVM, Ph.D
浦安中央動物病院 医療ディレクター
1.リンパ腫の診断と病型評価法
2.リンパ腫の病型に基づく寛解導入療法と抗腫瘍薬の使用法
3.治療反応性評価の基本とレスキュー療法
4.リンパ腫と播種性血管内凝固(DIC
5.様々なリンパ腫の予後と予後因子
質疑応答
大阪会場
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1
財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733
福岡県福岡市中央区天神4-6-7
092-771-1730
会員獣医師 | 9,000円 (テキスト代含む) |
一般獣医師 | 25,000円 (テキスト代含む) |
リンパ腫は小動物臨床において最も頻繁に遭遇する造血系悪性腫瘍であり、進行すると致命的な病態を招く可能性のある疾患です。発症すると多種多様な症状や病態を示すことから、リンパ腫には多くの病型が存在し、個々の病態や病型に対応した治療が求められます。さらにリンパ腫は、播種性血管内凝固(DIC)など様々な重篤な病態を併発することがあり、可能な限り注意を払って治療を考えていかなければならず、ちょっとした見落としが重大な結果に繋がってしまう可能性があります。
本セミナーでは、手遅れにならないうちにリンパ腫を見落とさず、迅速に診断・病型分類するために必要な情報を把握して頂くとともに、病型に基づいた寛解導入療法を解説していきます。また、抗腫瘍薬の治療反応性が乏しくなってしまった際に、その後の治療展開をどう考えていくかについても実践的に解説していきます。さらに播種性血管内凝固(DIC)などのリンパ腫に併発しうる重篤な病態の診断や対処法、そして多様な病型のリンパ腫における予後と予後因子についても複雑な検査を必要としないスクリーニング検査から評価可能であること、などリンパ腫に関連する臨床情報を熟知して頂けるよう内容を構成しております。多種多様なリンパ腫を診極めて、適切な治療を実施し、多くの患者様を救えるように本セミナーを活用して頂ければ幸いです!