2024年9月1日
獣医師、博士(医学)
林屋動物診療室 どうぶつ腫瘍センター センター長
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461
日常診療において、身体診察や画像検査で腫瘤(しこり)が見つかれば、腫瘍を疑うことは簡単です。しかし、食欲がない、元気がない、たまに吐くといった非特異的な臨床徴候、血小板減少症、脾臓や肝臓が腫れている、胸水、腹水、心嚢水などから腫瘍を疑わないといけないことがあります。また、スムーズに診断がつかないときに、少なくとも除外しておくべき腫瘍があります。
本講演では、日常診療でよくある臨床徴候やよくある検査異常所見から、どのタイミングで、どの様な検査をして腫瘍を診断/除外したのか、鑑別診断はどう考えたか、をお話しする予定です。また、こんな症状であの腫瘍だった・・・危うく診断つかずに死なせるところだった・・・というヒヤリ症例もご紹介します。
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4:26:29
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