定員制★会員優先★2日間
原 康 先生
日本獣医生命科学大学 獣医外科学研究室 教授
原田 恭治 先生
日本獣医生命科学大学 獣医外科学研究室 准教授
神野 信夫 先生
日本獣医生命科学大学 獣医外科学研究室 助教協力
株式会社ナカニシ
ミズホ株式会社
各会場 20名限定
実習のポイント
●橈尺骨骨折、先天性肩関節脱臼、膝蓋骨脱臼に対する標準的な治療法を習得する。
●予習動画を視聴して、実習に臨み、実習後も復習ができる。
●トイ犬種サイズの骨標本模型は1人2肢を使用し、受講後に完成した骨標本模型を持ち帰ることができる。
●パワーツール・実習器具は、2名に1組でご用意。
●2名1組で、術者とアシスタントを体験。
●20名限定の少人数形式で実施。
講 義
実 習
※ 参加申込者には詳しい会場案内図と持参品リストをお送りいたします。
※ 各会場とも初日終了後に懇親会を行います(自由参加/無料)。
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
東京会場
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461
※ 参加希望の方はお早めにお申し込みください。定員に達し次第、締切となります。
※ 各会場ともに、受講料入金者には受講証、会場案内図、予習動画視聴案内と持参品リストを開催約1ヵ月前にご案内申し上げます。
会員獣医師: 96,000円+実習材料費98,000円(予習動画配信料を含む)
一般獣医師: 118,000円+実習材料費98,000円(予習動画配信料を含む)
小動物整形外科分野では、大型犬と小型犬で好発する整形外科疾患(損傷)には若干の差異があることが認識されています。国内では小型犬の飼育頭数が多いことに関連して、臨床現場では小型犬特有の整形外科疾患(損傷)に遭遇する機会は少なくありません。しかしながら、トイ犬種の実習用骨モデルは入手しにくく、またその治療となる手術手技を習得する機会も多くはありません。本セミナーは、学際企画オリジナルのトイ犬種サイズ(体重約4㎏)の骨標本模型を使用して、受講者にトイ犬種に好発する整形外科疾患の治療に必要となる手術手技を習得していただくことを目的としています。本セミナーでは講義そして実習を通じて、受講者に小型犬に好発する橈尺骨骨折、先天性肩関節脱臼、および膝蓋骨内方脱臼の特徴、標準的な手術手技と留意点、そして術後合併症を習得していただきます。
整形外科疾患(損傷)を効果的に治療するためには、手術に必要となる専用の手術器械あるいは多彩なインプラントを準備するだけでは不十分です。実際の手術に臨む前に骨標本模型を対象として実際に自分で練習を行い、予め手術のポイントを把握しておくことが極めて重要となります。整形外科に関心のある獣医師には標記の手術手技を習得する良い機会になると思います。