東京大学大学院農学生命科学研究科附属動物医療センター 整形外科 特任助教
チタン製インプラント開発,骨再生,関節外科学,運動器超音波に関する研究、および小動物整形外科学の教育に従事
著書
「整形外科疾患に対する系統的検査STEPS 犬の跛行診断」(共著、インターズー、2016年)
「犬の運動器超音波検査 エコーで診るためのFirst step!」 (単著、インターズー、2017年)
福岡会場
※6月14日より変更になりました。
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
〒130-0013 東京都墨田区錦糸1丁目11-10
03-3626-7771
◆受講料・前納制(テキスト代・昼食代含む・税別)
※ 本実習は最小催行人数10名に満たない場合中止となります。
※ 参加希望の方はお早めにお申し込みください。定員に達し次第、締切となります。
会員獣医師: 45,000円+実習材料費15,000円
一般獣医師: 75,000円+実習材料費15,000円
人整形外科分野では運動器を評価するための超音波診断技術が確立されており、多くの病院で、診察室に超音波装置が設置されています。一方で、小動物整形外科分野では、最近注目されてきてはいるものの、まだまだ実践している病院は少ないのが現状です。
運動器エコー検査は、無麻酔・無侵襲でほとんど全ての運動器を描出することが可能であり、運動器がどのように動いているかをリアルタイムで詳細に観察できることから、小動物の跛行診断には欠かせない存在となっています。さらに言えば、CT、MRI、関節鏡検査に全身麻酔や高額な検査費用が必要となる小動物整形外科分野にこそ、運動器エコー検査が重要であり、大学病院や二次診療施設よりもむしろ、一次診療施設において習得すべき検査法と言えます。
そこで今回は、食用ウサギを用いた運動器エコー検査のハンズオンセミナーを企画いたしました。食用ウサギとは言え、我々が日々診療しているトイ犬種とほぼ同じ体格であり、解剖学的にも非常に良く似ていることから、非常に実戦に近い状況で検査手技を習得していただけます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。