歯科・獣医セミナーの学際企画

No.GS95 成書には書かれていない臨床家による臨床家のための肝臓疾患に対する診断と治療の実際

臨床家による臨床家のための肝臓疾患に対する診断と治療の実際

~経験から語る、臨床的アプローチを中心に~

講師

川村 正道  先生

東京都北区開業

プログラム

10:00~16:00(途中、昼食休憩含む)

  1. 肝臓の生理・解剖
  2. 肝疾患の問診・身体検査の要点
  3. 肝臓の臨床検査
  4. 肝臓疾患のケーススタディ
    HMD
    ベドリントンテリアの銅蓄積性肝炎

質疑応答

開催日時・会場

東京会場

平成18年7月2日(日)

専売ビルホール

東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F

03-3798-4186

  • JR田町駅三田方面口 徒歩5分
  • 地下鉄三田駅慶應大学口 徒歩4分

大阪会場

平成18年6月18日(日)

千里ライフサイエンスセンター

豊中市新千里東町1丁目4番5号

06-6873-2010(代表)

  • 地下鉄御堂筋線千里中央駅下車徒歩2分

受講料

一般:19,000円 (テキスト代含む)
会員:  8,000円 (テキスト代含む)

※昼食は各自にてお願い致します。

開催にあたって

学際企画より、肝臓の講演を依頼され、二つ返事を致してしまいましたが、馬鹿な事を引き受けたと、現在は後悔し、肝臓の痛くなる思いをしております。何しろ、肝臓の役割は諸臓器の内でも最大と言ってよいでしょう。そして、そのどれをとっても生命現象にとって欠かせないものばかりです。改めて、生理学の本を紐解いてみると、肝臓は、胆汁の生成、炭水化物の貯蔵と放出、尿素の生成、コレステロール代謝、血漿蛋白の製造、脂質代謝、ポリプチドホルモンの不活性化、副腎皮質および性腺ステロイドホルモンの還元と抱合、ヒドロキシコレカルシフェロールの合成、各種薬物・毒物の解毒など、主だった働きを挙げても種々様々で、生理学者を今更ながら尊敬する次第です。

今回私は、成書に書かれているような事よりも、実際に自分が経験し、実行している犬猫の肝臓疾患への臨床的アプローチを中心に、皆様と勉強したいと考えております。今回この企画が明日からの日常診療の一助となれば幸いに思います。

※講師の所属は開催日時点のものです。