左向 敏紀 先生日本獣医生命科学大学獣医保健看護学科 臨床部門 教授水谷 尚 先生日本獣医生命科学大学獣医内科学教室 助教
糖尿病
アジソン病
質疑応答
東京都世田谷区太子堂1-7
大阪会場
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員獣医師: 9,000円(テキスト代含む)
一般獣医師: 25,000円(テキスト代含む)
※昼食は各自にてお願い致します。
※参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
糖尿病の治療は日進月歩の目覚ましい進歩を続けている。ヒトの医療分野では毎年のように新しい治療法が開発され、それに伴い治療薬や機材も新しいものへと置き換わっている。一方獣医分野でもヒト医療分野の変遷に伴い、これまで用いられてきた多くのインスリン製剤が入所困難になっており、新しい治療薬への対応が早急の課題となっている。
今回のセミナーではここ数年で登場した新しい治療薬について具体的に解説し、その利用法を提示する。特に近年登場した持効型インスリン製剤(インスリングラルギン、インスリンデテミル)に関する獣医分野での適用法や、インスリン抵抗改善薬・αグルコシダーゼ阻害剤といったこれまであまり利用されていなかった製剤についても解説する。さらに最近注目されている療法として、運動療法についても話題提供する。
さて、今回もう一つの話題として、昨今注目されている内分泌疾患としてアジソン病についても解説する。アジソン病は副腎皮質機能が後天的に失われてしまう疾患である。アジソン病の病態・診断法・治療法を解説するとともに、類縁疾患として二次性副腎皮質機能低下症、急性副腎不全などについても解説する。