~実際の標本をプロジェクターに映し出した実践的レクチャー~
日本獣医生命科学大学獣医臨床病理学教室 講師
10:00~12:00細胞診総論
・ サンプル採取(体表・体腔内)
・ 標本作製
・ 評価の進め方13:00~16:00顕微鏡を用いた細胞診標本の投影と解説
・ 上皮性腫瘍
・ 非上皮性腫瘍
・ 独立細胞腫瘍
・ 貯留液
・ リンパ節(炎症・転移癌を含む)
・ その他の細胞診
東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F
03-3451-4571
大阪会場
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会員獣医師: 9,000円(テキスト代含む)
一般獣医師: 25,000円(テキスト代含む)
※昼食は各自にてお願い致します。
※参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
細胞診は小動物診療においてきわめて有用な検査手法です。細胞診に必要な機材は注射筒や針、顕微鏡、染色液など、どの病院にもすでにあるものばかりです。また、結果が迅速にわかるため、治療の方向性や必要な追加検査をその場で飼い主に説明することが可能となります。しかしながら、実際に標本を観察してみると「多分こうかな・・・でも何となく自信が持てないな」と悩むケースが多いのではないでしょうか。また、教科書に掲載されている典型的な写真を見て納得したつもりでも、いざ標本を見ると全体像からどのように観察すべき点を絞っていけばいいのか分からなくなってしまう、あるいは写真とは微妙に違って見えて迷ってしまうケースも多いと思います。
今回の講演では、実際に顕微鏡を操作しながら日々の診療で作製した細胞診標本(主に腫瘍)をプロジェクター画面に投影し、標本の評価・診断の進め方を解説します。標本の全体像をどのように把握していくのか、見るべき視野をどのように選んでいくのか、さらに個々の細胞形態のバリエーションについてどのように評価していくのかについて説明したいと思います。今回、標本をプロジェクター画面に投影することで、細胞診標本を観察していくプロセスがよりリアルにお伝えできると考えています。
※講師の所属は開催日時点のものです。