~診断プロセスから病態に合わせた治療法を理解する~
日本獣医生命科学大学獣医内科学教室 助教
東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F
03-3451-4571
大阪府大阪市中央区北浜東3-14
06-6942-0001
福岡県福岡市博多区博多駅南1-8-31
092-467-1113
会員獣医師: 9,000円 (テキスト代含む)
一般獣医師: 25,000円 (テキスト代含む)
※昼食は各自にてお願い致します。
※参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
日常診療で高脂血症に遭遇することは比較的多いと思われる。 しかしながら、伴侶動物における高脂血症は、人に比べ、重篤な事態に陥ることは少ないため、診断・治療のステップに進むことをためらうことも多いだろう。 しかしながら、昨今のエビデンスから、動物においても高脂血症対策はQOL向上に繋がるかもしれないことが示されている。
そこで、今回のセミナーでは、高脂血症の診断から治療までを網羅し、高脂血症の基本的な対応法をマスターしてもらうことを目的とした。 診断法については、基本的な高脂血症のスクリーニング方法、リポタンパク質プロファイルの読み方、さらには病態把握を中心に、最近の学術的エビデンスを踏まえて講演を行う予定である。 また、治療法については、治療法の原則論、高脂血症薬を使わない治療法と使った治療法、各種高脂血症治療薬の作用機序および適応法、高脂血症のパターンに合わせた治療法の選択などについて解説する。 特に二大治療薬であるスタチン系薬剤とフィブラート系薬剤については、その適応法について、診断から治療までのプロセスを具体的な症例を用いて解説する予定である。 本講演を日常診療に役立てていただければ幸いです。