~診断・治療・手術の原理を理解し、各疾患への対応能力を身につける~
下館動物病院オーナー・手術屋
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福岡会場
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会員獣医師: 9,000円 (テキスト代含む)
一般獣医師: 25,000円 (テキスト代含む)
※昼食は各自にてお願い致します。
※参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
基礎科目から外科手技を解析し、理解していこうという試みでBACK TO THE BASICS シリーズを企画しました。その第二回講演として、『整形外科の理論と実際』を用意させていただきました。
整形はとっつきにくいと考える先生は多いと思います。しかし、整形は比較的完成された学問です。したがって、他の分野に比べて底が浅く、身につけることは容易で、その知識はセミナーの翌日から死ぬまで使えます。今回は、まず〝整形は難しい〟という誤解をといていただきます。そして診断、治療、手術の原理を解説することによって幅広く整形外科疾患に対応できる能力を身につけていただこうと思います。
第一、二章では跛行を主訴とした関節疾患に対応するための理論を展開します。跛行の転院症例は「跛行を主訴として来院したにもかかわらずX線写真を撮って何も無いと言われた」というケースが大部分ですが、これは診断情報のごく一部を提供するにすぎないということを理解していない典型例です。そんな症例もきちんと診察してみると、何らかの疾患を特定できます。診断のためのさまざまな情報の取得法、力学、生理学に合致した治療法を理解することによって跛行症例に確実に対応できるようになります。
第三、四章では骨折の基礎理論を展開します。数をこなさないとうまくならない、センスが無いとダメ、といった迷信を信じていませんか?正しい理論を身につければ数をこなす必要もなく、すべてのバリエーションに対応することができます。
ぜひこのセミナーを機会に、整形外科疾患に本気で取り組んでみて下さい。そして膨大な数の症例を他院に逃していくのではなく、どんどん取り込んでいく先生が増えることを期待しています。