奈良動物二次診療クリニック 院長
獣医麻酔外科学会 近畿地区評議員
日本大学獣医学会 評議員
奈良県獣医師会学術担当役員
Penn Hipメンバー
【略歴】
フクナガ動物病院 院長
10:00~16:30(途中、休憩・昼休みを含む)
「スプリント固定の適応」(2時間)※各会場開催1ヵ月前に受講料入金者に配信を開始します
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
会員獣医師 | 39000円(税込42900円)+実習材料費12000円(税込13200円)ご入会はこちら |
法人会員動物看護師 | 29000円(税込31900円)+実習材料費12000円(税込13200円) |
一般獣医師 | 65000円(税込71500円)+実習材料費12000円(税込13200円) |
一般動物看護師 | 49000円(税込53900円)+実習材料費12000円(税込13200円) |
獣医整形外科では診断や手術について学ぶ機会は多いのですが外固定(スプリント固定)についてきちんと理論から学ぶ機会は大変少ないのが現状であろうと思います。骨折症例の術前管理や術後管理のため適切な外固定を覚えておくと心強い武器となります。
軽度な手術時のミスは術後の外固定を併用することでリカバリーできます。適応を間違わなければ外固定だけで骨折症例を治癒に導くこともできるでしょう。今回の実習で取り上げるのは「スプン型副子」と「トーマススプリント」の二種類です。この二種類の方法は設置が容易で材料費も安価で再現性の高い固定を行うことができる固定方法だと考え実習内容として採用しました。スプン型副子は橈尺骨骨折を代表とする前腕と肢端の骨折および後肢端の固定に優れています。トーマススプリントは設置がやや難しいのですがその適応は広く、前腕や肢端だけではなく脛骨骨折を代表とする下腿や後肢端を広くカバーします。この二種類の固定について設置方法をマスターすればほとんどの骨折症例について外固定を実施することができるようになると思います。