2013年12月1日
医療法人西川歯科 院長
24名
札幌市中央区北5条西6丁目1-23 第二北海道通信ビル2階
011-252-7719
学際デンタルセミナー会員 | 27,000円(税別)(テキスト代含む)+材料費6,000円(税別)ご入会はこちら |
一般歯科医師 | 49,000円(税別)(テキスト代含む)+材料費6,000円(税別) |
歯科衛生士・歯科助手 | 29,000円(税別)(テキスト代含む)材料費6,000円(税別) |
お口ポカン、食事の悩み、言葉の不明瞭、口唇の形、歯並びなど子どもたちの口の機能や形態に関する話題が最近よく取り上げられています。
口の機能に関しては新生児・乳児が哺乳期、離乳期を経て「食べる機能」、続いて「話をする機能」を順次獲得し、それが一生のベースとなるのです。
物が溢れかえり世の中が便利になり過ぎて選択肢も広がり、情報が錯綜して核家族化した現代社会において、もはや何が正しいか分からない状態となっています。今一度原点に戻って昔ながらのものや文化を大切にし、丁寧に時間をかけるところにはかけて成長を見守る必要性があると考えます。
乳幼児期にどんなものを与えるか、どんな大きさで与えるか、どんな固さで与えるかも愛情ですが、乳幼児自らがどんな物を欲し選択するのか。自ら研究し発達していく様子をしっかり笑顔で見守ってあげることが次なる口の機能への大きなステップへと発展していくと考えます。
「食べること」食育には子どもたちの健全な発達や発育を支え育むといった重要な意義があり、知育・徳育・体育の学習のみならず健康で生きていくための息育(呼吸)・足育(姿勢)とも関連し、人間の成長には欠かせない行動です。そのため適切な介入ポイントが子ども達の未来に大きく関わっていきます。
今回の講演・実習では、養育者に寄り添い指導する機会の多い歯科医師、歯科衛生士、歯科助手をはじめ管理栄養士や保育士など小児に関わる多職種の方々にも有用な内容となっております。ぜひご自身で体験し、明日からの指導にお役立てください。