2025年3月2日
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医療法人歯愛会 須貝歯科医院 院長
10:00~16:00(昼休憩含む)
質疑応答
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461
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子どもたちのう蝕は減少傾向にあり、子どもたちの生活を厳しく制限するようなう蝕予防を行わなくてもある程度の成果は得られる。小窩裂溝や隣接面にはう蝕が隠れていることがあり、我々がそれを見逃さないことが大切である。一方、歯列不正を抱える子どもたちは依然として多い状態が続いている。
乳歯列から永久歯列までの子どもたちの成長発育を観察していると自然に正常な永久歯列を獲得していく子どもが僅かながらいる。その子たちの記録を振り返ると乳歯列期にも混合歯列期にもある共通の状態があり、それを経て正常な永久歯列を獲得しているのがわかる。
今まで混合歯列期の正常像というものはあまり意識されてこなかったが、不正咬合の芽はこの時期に出てきている。それを見つけ混合歯列期の正常像に近づけることが永久歯列で正常咬合を獲得する近道である。