※諸事情により延期とさせていただきます。
明海大学歯学部 機能保存回復学講座 保存治療学分野 教授
【専門分野】
【主要研究テーマ】
【提供できる教育内容】
質疑応答
※諸事情により延期とさせていただきます。
東京都台東区小島2-6-11
テキスト付き、10/6のお弁当付き、10/5の懇親会費を含む
法人・個人会員 | 135,000円(税込148,500円)+実習材料費45,000円(税込49,500円)ご入会はこちら |
一般歯科医師 | 165,000円(税込181,500円)+実習材料費45,000円(税込49,500円) |
レーザー治療は一部保険適用とされていることなどから普及率も高く、歯科においてはすでに特別な存在ではありません。しかし、「なぜ歯科治療にレーザーを使用するのか?」、「レーザー治療におけるメリットはなにか?」といった疑問はいつも耳にします。これらの疑問に対する答えはレーザーが示す相反する作用を理解して使い分けることが第一歩になります。レーザーの生体への作用は口腔粘膜などの軟組織や歯・骨など硬組織の破壊を目的としたHLLT(High Level reactive Laser Therapy)と細胞の増殖や治癒期間の短縮等を目的としたLLLT(Low Level reactive Laser Therapy)に分類されます。この「破壊する作用」と「組織を活性化させる作用」のメカニズムを理解して日々に臨床で使い分けることがまさしく「歯科治療にレーザーを用いる理由であり、メリットであるわけです。
今回は、私がこれまでに長らく関わってきたHLLT作用とPhotobiomodulation(レーザー治療の細胞生物学的なLLLT作用)についてエビデンスに基づく使用法を体験、習得していただくことを目的とします。歯科用レーザーを単なる切開/蒸散作用による外科用機器としてだけではなく、aPDT(抗菌力学的光線療法)として根管治療やインプラント治療のための骨組織の再生療法などへの応用、外科用途だけでなく漂白、う蝕予防への応用についても豚顎骨を用いたハンズオンでHLLTとLLLT作用を実際に体験していただき、もっとレーザーを身近に感じ日常臨床の幅を広げる機会としていただけましたら幸いです。