2014年11月23日
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吉岡デンタルオフィス 院長
東京医科歯科大学 臨床教授
【略歴】
2024年10月6日
4:23:00
法人・個人会員 | 9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら |
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一般歯科医師 | 38,500円(税込35,000円) |
エンド治療が好きな人はあまり多くはいないでしょう。根管が見つからない、ファイルが入っていかない、痛いと言われる、などあまり治療時間がとれない割に難しいことがたくさんあるのがエンドです。再根管治療になるとクラウン、築造を除去した後に根管充填材を除去しなければなりません。これらがいかに苦労する作業かは言うまでもありません。治療途中で原因不明の出血があった、穿孔を見つけた、ファイルを折ってしまったとなるともうどうしてよいかわからなくなります。途方に暮れてしまうことでしょう。あるいは臨床経験をつんでいった結果、仕方ないという諦めの気持ちで治療を先に進めていくでしょうか。しかし、穿孔や破折ファイルは患者との関係の中でトラブルの元になります。誠実に説明して対応しないと大きな問題になってしまうことも少なくありません。これらのエンドに伴うトラブルについて、どう説明し、どう対処すればよいかを考えていきたいと思います。