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松島歯科医院 院長
【略歴】
1984年 城西歯科大学(現・明海大学) 卒業
1984年 医療法人社団高輪会勤務
1987年 目黒区松島歯科医院開業
2011年 東京歯科保険医協会会長
松島歯科医院 歯科衛生士
10:00~16:00(昼休憩含む)
質疑応答
東京都港区芝3-41-8
財団法人駐留軍労働福祉財団
03-3452-3461
テキスト付き、ドリンクコーナー再開
法人・個人会員 | 9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら |
一般歯科医師 | 35,000円(税込38,500円) |
一般歯科衛生士・歯科助手・技工士 | 15,000円(税込16,500円) |
テキスト付き | 受講期間:2024.10/1〜2025.2/28
法人・個人会員 | 無料(申込不要)ご入会はこちら |
ウェブ会員 | 15,000円(税込16,500円)ご入会はこちら |
一般歯科医師 | 35,000円(税込38,500円) |
ウェブ会員は2024年新設のウェブ受講限定プランです:詳しくはこちら
歯科医師は、学生時代から咬合や咀嚼に関しては、かなり細かい部分まで突き詰めて理論武装してきました。しかし、嚥下の学問は、あまり重要視せず、噛めれば食べられると信じていました。確かに、80歳くらいまでは、大病しなければなんとかなるかもしれません。
問題は、通院が困難になる時期から起こり始めて、外来診療だけしか行っていない医院では、嚥下の問題に気づかないのかもしれません。80歳代に肺炎になった方の80%は誤嚥性肺炎であったというデータもあります。つまり、口からちゃんと食べられていないということです。何度かむせながら食事を続けている高齢者は、気づかないうちに誤嚥性肺炎になってしまいます。
また、正月になると必ずニュースに出てくるお餅を詰まらせて窒息した高齢者の話題も高齢になったら、詰まりそうなものは食べさせないという対策を取るしかないのでしょうか? 今までは、あまり問題視されてこなかった嚥下障害者の数が、2025年以降は、団塊の世代が皆75歳以上となり、爆発的に増加すると予測されています。厚生労働省もそのことを危惧しているので、6年前から口腔機能低下症という病名を保険に導入しましたが、算定率は伸び悩んでいるのが現状です。そこで、今次診療報酬改定では、さらに推進してもらうために、口腔機能管理関連を引き上げています。
今回の企画は、誤嚥性肺炎や窒息死の防止対策を、診療所で開始するために、当院で行ってきた取り組みを見ていただき、実践できるようになってもらうことを目的としてセミナーを開催します。