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明海大学 名誉教授
医療法人社団 聖仁会 我孫子聖仁会病院 口腔外科センター長
10:00~16:00(昼休憩含む)
①歯根端切除術(歯頸部切開)
②下顎智歯の抜去術
③口腔上顎洞瘻閉鎖術
④小帯整形術(VY形成とZ形成)
⑤歯槽部切開と人工膜の設置
(H字状またはダブルY字状切開)
⑥口腔分層弁の採取と移植
⑦口腔内骨採取(下顎枝または臼歯部骨体部)
〒113-0034 東京都文京区湯島2-4-4
03-5842-5610
大阪市西区靭本町1-8-4
06-6443-5321
【大阪駅・新大阪駅から】
【天王寺・難波駅から】
テキスト付き、お弁当付き
法人・個人会員 | 69,000円(税込75,900円)+実習材料費23,000円(税込25,300円)ご入会はこちら |
一般歯科医師 | 99,000円(税込108,900円)+実習材料費23,000円(税込25,300円) |
小手術を定義すると「処置の規模が小さい(=生体侵襲が少ない)」、「時間が短い(長くとも30分から60分程度)」、「術後の腫脹や疼痛が少ない」などとなります。特に、術中の全身状態に変動がないことが重要であり、血圧の変動は術前の30%以内を目安とします。さらに術中では、「いかに操作の無駄を省くか」も重要です。術中に、同一の操作を繰り返すことや、器具を探すことはタイムロスの原因となります。局所麻酔下の長時間手術は、術後疼痛を生じやすくなる傾向となります。術者の手が届く範囲に必須な器具を置き、少し離れた場所に追加する可能性のある器具を置きます。さらに、その後方には救急器具が配置されている必要があります。
このように、口腔内小手術に際しては、外科の基本手技と知識の習得が必要不可欠です。
小手術の内容を理解して、器具が整然と準備されていれば、「小手術の50%以上は終わっている」とさえ言えます。しかし、これらは自学独習が困難であるとともに、完全に標準化されていない手技も存在します。
本実習では、抜歯術、埋伏智歯抜去および口腔内小手術に際して必要な外科の基本手技を解説し、安全によく効く局所麻酔、小手術に手をつけてはいけない疾患およびお薬手帳の活用についても解説します。口腔内小手術の基礎から応用までを、今さら聞けないポイントの解説とともに実習していただきます。そして、クローズドの実習でしかお伝えできない手技のコツもコッソリ公開させていただきます。