歯科・獣医セミナーの学際企画

D-124 効率的、効果的な口腔衛生管理のための口腔・鼻腔吸引を学ぶ

日本歯科衛生士会 第5次生涯研修制度「特別研修」対象

効率的、効果的な口腔衛生管理のための

口腔・鼻腔吸引を学ぶ

パンフレットPDFをダウンロード

菊谷武先生「効果的、効率的な口腔衛生管理のための口腔・咽頭吸引 実習」

講師

菊谷 武 先生

日本歯科大学 教授 
口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長
東京医科大学 兼任教授
広島大学 客員教授
岡山大学、北海道大学、日本大学松戸歯学部、日本女子大学 非常勤講師

【略歴】
1988年  日本歯科大学歯学部卒業
2001年10月より附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター センター長
2005年 4月より助教授
2010年 4月 教授
2012年 1月 東京医科大学兼任教授
2012年10月 口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長

インストラクター

戸原 雄 先生
日本歯科大学 口腔リハビリテーション多摩クリニック 医長

水上 美樹 先生
日本歯科大学 口腔リハビリテーション多摩クリニック 歯科衛生士

田中 祐子 先生
日本歯科大学 口腔リハビリテーション多摩クリニック 歯科衛生士

伊藤 順子 先生
群馬パース大学 看護学部看護学科 助教

定員

24名(内訳:歯科衛生士枠 限定8名まで)

プログラム

10:00~16:00(昼休憩含む)

10時~11時(60分) 

1:なぜ、いま、口腔・鼻腔吸引が必要なのか?(菊谷 武)

11時10分~12時10分(60分) 

2:嚥下障害患者に対する口腔衛生管理の実際(田中 祐子)

  • 嚥下障害患者に対する口腔衛生管理にはどのような配慮が必要なのか
  • バイオフィルム回収を含めた口腔衛生管理方法の実際
  • 誤嚥に配慮した姿勢
  • 訪問で遭遇する嚥下障害患者の口腔・鼻腔吸引が必要な場面

12時10分~13時(50分) 

お昼休憩時には、クリニックツアーを予定しています!

13時~14時(60分) 

3:口腔・鼻腔吸引の理論と実際(伊藤 順子)

  • 口腔鼻腔吸引の適応と禁忌
  • 吸引の実際

14時10分~15時40分(90分) 

4:模型実習、相互自習

各班にインストラクターを配備し、しっかりと学べる準備をしています!
  • 吸引模型を使用し、口腔・鼻腔吸引を学ぶ
  • 相互実習で実際に行います

開催日時・会場

東京会場

2024年5月26日(日)10:00~16:00

日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック

東京都小金井市東町4-44-19

  • JR中央線 東小金井駅南口より 徒歩1分

来場受講料

テキスト付き、お弁当付き

法人・個人会員69,000円(税込75,900円)+実習材料費21,500円(税込23,650円)ご入会はこちら
同行割引 法人会員DH36,000円(税込39,600円)+実習材料費21,500円(税込23,650円)
一般歯科医師89,000円(税込97,900円)+実習材料費21,500円(税込23,650円)
一般歯科衛生士45,000円(税込49,500円)+実習材料費21,500円(税込23,650円)
※ 会員受講料は法人会員施設の勤務医・全スタッフが対象となります。
※ 代理出席は可能ですが、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を承ります。
※ 事前登録にてご参加ください。

開催にあたって

「口腔ケアをしたら発熱した」こんな事象を見聞きすることがある。肺炎を予防する目的で行った行為なのにである。口腔内に付着するバイオフィルムを除去する際には、歯ブラシなどを用いて、バイオフィルムの破壊を行う。一方で、破壊に伴ってバイオフィルムは口腔内、咽頭内に飛散する。「破壊と回収」。破壊したバイオフィルムをしっかり回収しなければ、上段のような問題を引き起こすことは必須である。わたしたち、歯科医療者はより誤嚥リスク、肺炎リスクのある患者の口腔衛生管理を担うことになり、回収の技術をしっかり身に着けないといけない。本実習では、口腔・鼻腔吸引をはじめとした回収手技を学ぶ。

※講師の所属は開催日時点のものです。