歯科・獣医セミナーの学際企画

No.723 歯科レーザー治療法のすべて

歯科レーザー治療法のすべて

歯科レーザー治療法のすべて

講師

横瀬 敏志 先生

明海大学歯学部 機能保存回復学講座 保存治療学分野 教授

【専門分野】

  • 保存治療学

【主要研究テーマ】

  • 歯髄細胞生物学に関する研究、レーザー細胞生物学に関する研究、骨代謝に関する研究

【提供できる教育内容】

  • 歯内治療学、保存修復学、レーザー歯学

プログラム

10:00~16:00(昼休憩含む)

  • 歯科用レーザーを完全に使いこなすための A to Z
  • 基礎研究から臨床応用まで、歯科用レーザー治療の「疑問」すべてお答えします
  • 明日から役立つエビデンスに基づくレーザー治療法
  1. その原理と安全に使いこなすためのヒント
  2. その種類を知り最大限使いこなすためのコツ
  3. その作用Ⅰ 〜骨代謝とレーザーの関係〜 メカニカルストレスと骨免疫学を知る
  4. その作用Ⅱ インプラント治療への応用 諸刃の剣? 骨の形成と吸収について
  5. その作用Ⅲ 抗菌作用(歯内療法への応用〜新たなLaser Endodonticsの確立)

収録日

2022年4月3日

収録時間

3:57:58

ウェブ受講料

法人・個人会員9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら
ウェブ会員12,000円(税込13,200円)ご入会はこちら
一般歯科医師38,500円(税込35,000円)
※ 視聴期間:2025年1月1日〜2026年2月28日
※ テキストは付属しません
※ 配信開始日以降の申込者は、入金確認後1〜2営業日以内にご受講いただけます

開催にあたって

レーザー治療は一部保険適用とされていることなどから普及率も高く、歯科においてはすでに特別な存在ではありません。 
歯科で用いられるレーザーの主な生体作用は口腔粘膜などの軟組織や歯・骨など硬組織の破壊を目的としたHLLT(High Level reactive Laser Therapy)と細胞の増殖や治癒期間の短縮等を目的としたLLLT(Low Level reactive Laser Therapy)に分類されます。
これらレーザーがもたらす生体への熱作用や細胞への分子レベルでの作用についてもっと深く理解することで臨床の幅は大きく広がります。
今回の講演では私がこれまでに長らく関わってきたPhotobiomodulation(レーザー治療の細胞生物学的な作用)についてエビデンスに基づく使用法をわかりやすく解説し、歯科用レーザーを単なる切開/蒸散作用による外科用機器としてだけではなく、aPDT(抗菌力学的光線療法)として根管治療やインプラント治療のための骨組織の再生療法などへの応用についても触れ、もっとレーザーを身近に感じ日常臨床の幅を広げる内容にしたいと考えます。

※講師の所属は開催日時点のものです。