2024年9月1日
大阪大学歯学研究科・予防歯科学 教授
【略歴】
【近著】
2021年3月7日(日)
4:05:50
法人・個人会員 | 9,000円(税込9,900円)ご入会はこちら |
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一般歯科医師 | 38,500円(税込35,000円) |
令和の歯科医療には「削る・詰める」に加え、「防ぎ・守る」歯科医療の実践が求められています。「防ぎ・守る」ための予防歯科と歯周病治療の最大の目的は、病因を取り除くこと。う蝕と歯周病に立ち向かうために不可欠な最新病因論をご理解いただきます(難しくありません、平易にお話します)。
歯周病菌が口に住み着いてから長い年月が経った後、新たに細菌感染が起こったわけではないのにバイオフィルムの病原性が高まり、歯周炎を発症させます。バイオフィルムが豹変し高病原化する現象をMicrobial shiftと呼びます。歯周病だけでなく、う蝕の原因もバイオフィルムのMicrobial shiftです(う蝕の最新病因論もお話します)。
Microbial shiftのバイオロジーを正しく理解できれば、バイオフィルムの病原性を抑制できるようになり、無駄のない確度の高い予防歯科と歯周病治療ができるようになります。
歯周基本治療(SRP、PMTC、TBI)が上手になる一子相伝の秘訣も披露いたしますので、歯科衛生士さんにもお聞き頂きたいと思います。
歯周病の口臭、歯肉退縮による根面う蝕への対策もお話します。
本セミナーでう蝕と歯周病の病因論が判れば、目からウロコ。本当になすべき事がはっきり見えます。明日からの診療が変わります。