本セミナーを受講されると12月9日(土)、10日(日)に開催する実習セミナーへの参加資格が得られます。詳しくは会場にて発表します。
田代歯科医院 院長(浜松市)
国立大学法人 東京医科歯科大学 非常勤講師 (齲蝕制御学)
1.コンポジットレジン修復の臨床的特徴
2.学術的背景に基づく効果的な臨床手順
3.臨床症例での修復ステップ詳細
4.材料選択の基準
質疑応答
福岡会場
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
大阪府大阪市中央区北浜東3-14
06-6942-0001
東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F
03-3451-4571
学際デンタルセミナー会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
歯科衛生士・歯科助手 | 15,000円(テキスト代含む) |
患者の治療方針に対する志向は、健全歯質温存にこそ最大価値を意識する時代となった。歯質への高い接着能力を獲得したコンポジットレジン修復関連材料の進化は、歯科医師に対して様々な臨床状況での接着修復の有効活用を促し、一口腔単位の治療計画に新しいオプションの提案が可能となった。臼歯部う蝕治療の第一選択は金属修復からコンポジットレジン修復へと徐々にシフトし、理解しやすい患者説明により自費診療での対応も可能である。また、前歯部の機能的・審美的問題に対処する治療オプションとして、健全歯牙温存と審美性改善とを両立して即時対応可能なコンポジットレジン修復が適応範囲を拡大し、接着修復を基軸とした治療方針立案へと術者の発想は転換されつつある。本講演では、保険診療では賄えない臨床状況に対して自費診療としてのコンポジットレジン修復を患者に提案し、この方針を積極的に活用する医院の体制作りについて解説する。同時に精度の高い接着修復実践のために必要な修復手順の学術的根拠を示し、材料選択の基準を整理する。