武内 博朗 先生鶴見大学歯学部 臨床教授
医)武内歯科医院 理事長河野 結医)武内歯科医院 管理栄養士小林 和子医)武内歯科医院 健康管理士堀江 要一有)イポナコロジー
〜知識の定着を意図した書き込み式テキストを用います〜症状のない人に、どのようにして予防歯科を受診していただくのか?システマティックな診療体系のつくりかた・理論編
1. 口腔の健康までを目的とした歯科医療 から生活習慣病を予防・改善・治療する歯科へ
2. 口腔バイオフィルムの特性 良いプラークと悪い歯垢(新しい歯垢・古い歯垢)
3. 定期予防処置 ― 軽度歯周炎のケアを受けさせる流れ 一次~三次予防の概念
4. 口腔バイオフィルム抑制の鉄則 フィジオケミカルクレンジング
5. 歯周基本治療における最右翼:Dental Drug Delivery System (3DS)の細菌学的機序 ~薬剤を用いた微生物学的リスク低減治療~
6. 歯周病は慢性持続性炎症+歯原性菌血症
7. 歯科医療と関連した新しい抗加齢医学の領域
8. インプラント補綴から体組成改善へ
9. う蝕と歯周病からアプローチする食育生活習慣是正と抗加齢
1. 初診の方略~全ての人にメインテナンス歯周治療に直結の初診 受療者の作り方
2. 位相差顕微鏡によるバイオフィルム臨床説明法とリスク提示のしかた
3. ハンドクリーニングの目的と手順
4. 補綴後・歯周治療後 歯科で行なう保健指導の実際
5. 予防歯科臨床のスピードと効率を格段に上げるには
6. 3ヶ月後にプラス100枚のレセプト枚数を目標に頑張ろう
= 質 疑 応 答 =
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※ 参加取り消しの場合は,開催8日前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を差し引いて返金いたします。それ以後のご返却はできません(代理出席可:会員の代理に会員以外が出席される場合は差額を申し受けます)。
※ 昼食は各自にてお願い致します。
予防型クリニック構築と受療率アップは、生活習慣病対策を兼ねた軽度歯周炎対策から
予防型クリニックをつくるには、全く別の主訴で来院した患者さんに対して、その主訴の診断説明と同時に軽度歯周炎の診断と病態の説明が、必要不可欠です。
さらに、狭い意味での“歯の予防”から、“歯科疾患と関係した”生活習慣病など全身的疾病の予防と健康づくりへのシステム拡大が、社会から求められています。
歯科と “生活習慣病対策”との“のりしろ”を明確かつ効果的に示せれば、さらに魅力的になります。
NCDs (Non Communicable Diseases=生活習慣病) の発症予防にとって、どんな機構で関係しているのか、以下の3つの事項を啓発すれば、メインテナンス歯科に対する評価と社会的認知が進むと考えられます。
メインテナンス=「検診」ではない
検診とは、病気の発見が目的です。 病気に至るリスクの蓄積を取り除くのが、定期予防処置です。
本講習会では、歯科から生活習慣病予防に直結した定期予防処置内容を、患者さんへの説明法を含めマニュアル化した体系を提示します。
予防歯科のミッションを歯から全身に移し、重要性を上げて提供することが大切です。
一人でも多くの国民に定期予防処置を受ける習慣を定着させ、健康づくりを実行することが本講習会の使命です。