宇佐歯科医院 院長(北九州市開業)
東日本大震災を機に東京から福岡に移住した講師がこの五年間どのように訪問歯科に取り組んだかを解説します。
5年間にわたりコンスタントに月10人の訪問の新患さんを集患している講師が集患術を解説します。
ケース別に対応方法を解説。
起こすと厄介な事故とクレームを未然に防ぐ方法を解説。訪問歯科の対象者の多くは有病者であり治療にはリスクが伴うのでその対応法について解説し、訪問歯科で一番多く行う義歯の治療のコツについても解説。
平成28年改訂部分の解説 訪問のレセプト請求は外来のものとは全く違い記載事項も多く煩雑。施設、居宅それぞれ実例に沿って指導時に突っ込まれないカルテの作成法も解説する。
居宅に訪問すると算定できる介護保険の部分についての解説をする。
大阪府大阪市中央区北浜東3-14
06-6942-0001
東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F
03-3451-4571
福岡会場
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
学際デンタルセミナー会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
歯科衛生士・歯科助手 | 15,000円(テキスト代含む) |
宇佐歯科医院医院長の河内太吉は、要介護者など通院が困難な人を治療する訪問診療に力を入れている歯科医。出身は東京都だが、九州歯科大(小倉北区)に入学した。
卒業後、九州大学大学院を経て東京の医院に就職。当初は外来診療ばかりの一般的な歯科医だったが、医院の方針で「高齢者向けの訪問診療」と出会った。寝たきりの患者様は歯科医が治療しやすい状態ではなく、特殊な技術が要求されるため技術習得に努めた。
外来では多くの場合、訪れた患者様のみに病状や治療方法を説明するだけでよいが、訪問診療では家族やケアマネージャー(介護支援専門員)などにも説明する必要がある。この経験が今の診療で大いに役立っている。
また歯科医の治療器具は右利き用に設計されているものがほとんどだが、左利きの私は両手どちらでも治療できるように訓練した。このことが様々な制約のある訪問診療の現場でとても役立っている。そして訪問診療ではポータブルのレントゲンやポータブルユニットを持参するので、患者様の自宅で歯科医院と遜色ない治療ができる。
本年4月からの診療報酬の改定の目玉となる「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の申請を行うにあたっては、「訪問診療」が施設基準を満たす要件の一部となり、国の方針も訪問診療を一層重要視している。
本講習会ではこうした診療報酬改定の解説も含め、訪問診療の基本的なところから、実際の細かいノウハウも解説し、訪問診療のA to Zをお伝えしたい。