〜明日から活用できる外科的なヒントと口腔ケアのポイント〜
市立池田病院
歯科、歯科口腔外科 主任部長
同 口腔ケアセンター長
日本口腔ケア学会評議員
(公社)日本口腔外科学会 代議員
日本がん治療認定医機構
がん治療認定医
日本口腔看護研究会 副会長
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F
03-3451-4571
大阪府大阪市中央区北浜東3-14
06-6942-0001
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
今日の医療の現場では高齢化社会の進行により患者背景の変化がみられ、歯科医療においても医科的な広い範囲の専門知識が求められるようになった。また糖尿病をはじめとした全身疾患と歯周病などの口腔疾患との関連が大きな注目を集めており、新しい知見、情報の理解が不可欠となってきている。
また平成24年の保険改訂にて新しく導入された周術期口腔機能管理においては医科的な疾患に対する歯科的なアプローチの具体的な方法としてすでに全国で広く行われており、医科の臨床のなかで今後の歯科の活躍が非常に期待されている。
当院は大阪北部の基幹病院として最前線の歯科口腔外科臨床を推進するとともに、歯科の新しい方向性として平成16年に本邦初の院内口腔ケアセンターを開設し口腔ケアの統括管理、実践を行ってきた。
今回は口腔外科、口腔ケアの最前線からの報告として、前半では日常の診療のなかで診断、処置に苦慮する口腔外科的な症例の紹介とその対応、抗凝固剤、BP剤などの薬剤服用患者に対する考え方、基本的な手技、使いやすい器具の紹介など明日から役立つポイントを整理するとともに、後半では医科歯科連携において求められる、適切な口腔ケア、管理を実践するために重要な項目を当院口腔ケアセンターで得られた事項を中心にしてご紹介したい。
第一線で活躍される歯科医師・歯科衛生士の皆さんに、明日からの診療に活用できる情報をひとつでも多くお伝えできれば、それに勝るものはない