スリーディーエス(3DS)除菌外来が目指すもの
鶴見大学歯学部 探索歯学講座 教授
質疑応答
東京都港区芝5丁目26番30号 専売ビル8F
03-3451-4571
大阪府大阪市中央区北浜東3-14
06-6942-0001
福岡会場
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
歯科医療においてアウトカム(Outcome)とは、「歯科医師が一定期間の治療をすることによって達成できるゴール」のことです。その評価をエンドポイント(Endpoint)といいます。
エンドポイントのうち歯科医師が一番知りたい結果を主要エンドポイント、それ以外のものを副次エンドポイントといいます。
たとえば医療面接で「100万円の高額補綴治療をすると4ヶ月後にはいろいろな食材が再び食べられる可能性があります」と説明します。この時にアウトカム評価をどう設定するのでしょうか?食品数を数値化するのも一つの方法ですが、一歩進んで食品多様性の回復による健康の改善を見る方法もあります。
これまでの歯科医療は、咀嚼・咬合系の回復にだけ、エンドポイントの設定をしてきましたが、これからは、食品多様性の回復によって、全身的な健康状態がどのように改善するかを評価する必要があります。栄養の問題だけでなく、歯と歯周組織は血管の慢性炎症を伴う歯原性菌血症にも深く関連しています。
そこで、鶴見大学歯学部附属病院「スリーディーエス(3DS)除菌外来」では、歯科医療の主要エンドポイントを血液や血管の健康においた新しい予防歯科を展開しています。その理論と技術をご紹介したいと思います。