奥羽大学歯学部 教授
歯科保存学講座歯周病学分野
東京都港区芝5丁目26番30号
03-3798-4186
大阪会場
大阪府大阪市中央区本町1-4-5
06-6264-9800(代)
福岡会場
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
演者は歯内療法学と歯周病学に関する臨床家向けの書籍を出版しました1~3)。米国では両分野とも専門医制度が整備されていますが、日本ではまだ不十分な状況です。「誤診」と「医原病」を疑う患者を診る機会が多く、「歯内療法が苦手な歯科医師は多い。歯周治療をやらない歯科医師が多い。」と感じます。治療に必要な診断方法と治療の成功に繋がる「定石」を共有することが重要です。
最近、学術講演会で歯内疾患と歯周病の診断における「臨床推論」の話をする機会が増えました。歯学教育で欠けている内容ですが、臨床の現場では不可欠の技術で、両治療の失敗回避のポイントでもあります。
本セミナーでは、歯内療法学および歯周病学における誤謬とパラダイムシフト、歯内療法に失敗しないための理論と実践の定石を説明します。また、診断と治療方針の立案に不可欠となる臨床推論の実践方法、歯周―歯内複合病変やhopeless teethに対する診断と治療法について解説します。
1) 高橋慶壮 歯周治療 失敗回避のためのポイント33~なぜ歯周炎が進行するのか、なぜ治らないのか~ クインテッセンス出版株式会社 2011.
2) 高橋慶壮、吉野敏明 エンド・ペリオ病変 歯内・歯周複合病変 診断と治療のストラテジー 医歯薬出版株式会社、 2009.
3) 高橋慶壮 歯内療法 失敗回避のためのポイント47~なぜ痛がるのか、なぜ治らないのか~ クインテッセンス出版株式会社、 2008.