戸原 玄 先生日本大学歯学部 摂食機能療法学講座 准教授中山 渕利 先生日本大学歯学部 摂食機能療法学講座
10:00~11:001.摂食・嚥下障害のアセスメント
【担当】戸原 玄 先生11:05~12:052.スクリーニングテスト(講義後実習)
【担当】中山 渕利 先生13:05~14:053.間接訓練、食事介助(講義と簡単な実習)
【担当】中山 渕利 先生14:10~14:404.嚥下内視鏡のデモ(講義後デモ)
【担当】戸原 玄 先生14:50~16:005.症例検討グループワーク
【担当】戸原 玄 先生、中山 渕利 先生
※ 持参品:筆記用具、白衣、(お持ちであれば)聴診器
東京会場
東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1
財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733
大阪府大阪市中央区北浜東3-14
06-6942-0001
福岡会場
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
食事の時にむせている方、ムセはないけれども摂取量が保てない方、食べ物をよく詰まらせる方などに対して皆様はどのようなケアを行っていらっしゃいますでしょうか?物を食べる機能である摂食・嚥下障害は、ご存知のように脳卒中やパーキンソン病などで引き起こされますが、老化、廃用などの影響によっても大きく低下することがあります。超高齢社会を迎えた日本において、高齢者の主たる死因である肺炎への対応を考えるためには、“食べる機能”を正しく評価することが重要です。
また経口摂取が困難となった方が胃瘻での栄養摂取となることが多くありますが、生きる楽しみの中で大切な部分である“口から食べる”ことが一部でも保たれることは、人間としての尊厳を考えるに当たり、併せてとても大事なことであると考えています。
そのような背景を踏まえると、摂食・嚥下障害を正しく理解してリハビリやケアを充実させていくことは、肺炎予防といった医学的な側面のみならず、人間の根源的な部分において大きな意味を持ちます。
今回は患者の観察の仕方、特別な機器を使わない簡単な機能評価のテスト、訪問診療においても利用可能な嚥下内視鏡検査の実演に加えて、参加者の皆様方に実際考えてもらいながら症例検討を行ってみたいと思います。また、簡単な実習なども交えながら、できるだけ楽しいセミナーにしようと考えております。
戸原 玄