国際医療福祉大学客員教授
三田病院 歯科口腔外科
日本口腔外科学会理事・指導医・専門医
顎顔面インプラント学会理事
日本小児口腔外科学会理事
日本有病者歯科医療学会理事
総論1. 基本手技
(1)切開、止血
(2)剥離
(3)縫合
2. 抜歯・口腔外科の小手術
※インプラント手術の際に注意しなければならない全身疾患
(1)高血圧症
(2)内分泌疾患(糖尿病・甲状腺疾患)
(3)心疾患(狭心症・心筋梗塞)
(4)アレルギー性疾患
(5)ビスフォスフォネート製剤投与患者
(6)抗血栓療法中の患者
(7)血液を介する感染症各論1. 埋伏歯、過剰埋伏歯、埋伏智歯の抜歯
2. 歯の移植
3. 歯根端切除術
4. 尖症(消尖手術)
5. 外傷(骨折、軟組織損傷)
6. 嚢胞(軟組織、硬組織)
7. 奇形(小帯…舌小帯、上唇小帯、頬小帯)
8. 腫瘍および類似疾患 (良性腫瘍、エプーリスなど)
9. 補綴前処置
10. その他
(1)顎関節脱臼
(2)唾石症
(3)異物迷入質疑応答
東京都港区芝大門1-1-3
03-3437-7515
大阪府大阪市中央区北浜東3-14
TEL:06-6942-0001
福岡会場
福岡県福岡市博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
超高齢化社会を迎え、有病者の歯科受診率が増え、約半数以上の歯科医師が診療にあたって注意すべき患者が多いと述べています。特にBP製剤服用患者や抗血栓療法を行っている患者の観血処置は要注意とされています。
この様な全身的疾患を有する患者に対する観血処置はインプラントを始め抜歯、歯周外科など多岐にわたっております。
口腔外科の日常臨床において最も大切なことは的確な診断をくだし、正しい処置を施すことです。そのためには切開、剥離縫合、出血時の対応などの基本手技を習得していただき、歯科保険点数表にも収載され、一般開業医の先生方が日常診療において実際に行う頻度の高い手術について症例を供覧しながら解説してみたいと思います。
これを機に先生方が口腔外科手術に興味をもっていただき、リスクのある患者の治療にも自信をもって日々の臨床に励んでいっていただきたいと思っております。