~歯科医療の充実が国民の健康を創造し不況から日本を救う~
兵庫県神戸市開業
咬み合わせと全身との関連を考える会 顧問
日本歯科医用機器学会 理事
東京会場
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財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733
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06-6942-0001
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092-771-1730
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
歯科はもはや口腔内だけの医療ではなく、広く全身に影響する医学であることに疑いの余地はない。
今から20年くらい前だろうか、スプリントなどを使った咬合治療があらゆる疾患に有効であるとのことで、何でもかんでも咬合挙上して様子を見るという治療が行われたが、歯牙の移動や沈下により、もはやスプリントなしでは食事もままならないなどの弊害も出てきたせいか、次第に咬合治療のブームは下火になっていった。
しかしながら、咬合と全身とが密接に関連していることが明らかになったことは大きな業績であった。
演者はその後、より具体的な顎位決定に筋反射を利用した。筋反射テストの種類によって結果が異なることがあり、現在はオーリングテストを使用している。
その後、顎位は歯牙の接触によってのみ決まるのではなく、舌の位置、歯牙の形態、歯科材料、体幹の関節、電磁波によっても変化することが判明し、現在に至っている。現代科学では証明できない現象も多々存在し、今後の科学の進歩に期待する次第である。
また、痛みからの解放は医療のもっとも一般的な目的の一つだが、関連痛であるならば、そのオリジナルを治療するのを優先すべきなのだが、近代医学では、症状を抑え込む対症療法が主体となり、検査も愁訴部位を中心に行う。しかしながらオーリングテストを使った2点時間差刺激法は、より優先的に行うべき治療部位を選定することができる画期的診断法である。現在多方面で追試を依頼している。
歯科治療によりこれまで長年にわたり患者を悩ませてきた症状が改善するのであれば、歯科医療従事者の社会的地位向上につながり、可処分所得の向上にもつながる。医療費節約にもつながり、国家財政改善にもつながり、景気回復にも役立つと確信している。国が何もしてくれないと不満を持つのではなく、我々歯科医師が国に何ができるか考えるべきであろう。