~サイコ・デンティストリー~
みどり小児歯科(横浜市)・院長
日本大学・客員教授
神奈川歯科大学・臨床教授
北海道大学・客員臨床教授
東京医科歯科大学・講師
長崎大学・講師
※会場が大会議室から視聴覚教室へと変更になりました。
東京都世田谷区太子堂1-7
大阪市中央区谷町7-4-15
06-6762-5681
福岡県博多区博多駅前2-1-1
092-431-1228
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
現在歯科では、経済の低迷や歯科医師の過剰、また保険診療の低評価等の問題から、インプラントや矯正、審美治療等の自費治療に注目が集る傾向があります。しかし、こうした治療を患者の心理状態を把握せずに行ったり、インフォームドコンセントが不十分な場合や、また、不定愁訴を咬合治療で改善させることが可能等の誇大広告で患者を集客した結果、治療経過が悪く訴訟まで発展するケースもあるようです。
一方、歯科を受診する患者は多様化しており、開業医にも「いわゆる歯科心身症」とされている舌痛症、顎関節症、口臭症、咬合感覚異常症等の患者が来院することが少なくありません。また、通常のう蝕や歯周病、義歯等の患者の治療でも、疼痛を初めとする自覚症状が心理状態やストレス、精神疾患と関連していると感じることがあると思います。しかし、歯科医師は卒前・卒後教育で心身医学や精神医学を学ぶ機会はほとんどなく、こうした患者の対応に苦慮している声をしばしば聞きます。
歯科医師は、もちろん精神科医や心療内科医のように精神疾患を治す必要はありませんが、患者の「心身の関連性や精神面の評価」のための心身医学や精神医学の知識とスキルを持つことで診療の幅と深さが確実に変わります。そして、患者からの信頼が高まります。
今回、歯科患者のさまざまな症状に対して、症例を提示し日常診療で用いることの出来る評価法と対応法をマスターして頂きます。