~歯科医院は生活習慣病予防の最前線~
フーズ&ヘルス研究所 代表
1953年茨城県生まれ。東京農業大学栄養学科卒業。
専門学校において栄養学を教えるが,欧米模倣の教育に疑問をもち退職。その後,日本列島を歩いての縦断や横断などを重ね,伝統食の研究を行なう。
現在,「フーズ&ヘルス研究所」代表。社員食堂の改革,プロスポーツ選手の個人指導,保育園・幼稚園の給食改革などを行なう。帯津三敬(おびつさんけい)病院において食事相談を行なう。
東京都墨田区横網一丁目6番1号 国際ファッションセンタービル 10階
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大阪市中央区谷町7丁目4番15号
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会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
中高年だけではなく、小児メタボリックシンドローム。あるいは、若い女性の乳がんや子宮筋腫の増加など。あらゆる年代での生活習慣病が深刻な問題になっています。
その背景には、食生活の問題があることは常識になっています。そこから、「食育基本法」が制定されたのでしょう。しかし、一般の人が食生活に関心を持ったとしても、それを知る機会はほとんどないのが実情です。マスコミから流れてくる情報は、ほとんどが一つの食品に関するものばかりです。○○を食べればやせる、○○を食べればコレステロールが下がるといったものです。食生活に関心をもったがゆえに、益々わかりにくくなっています。
このような現状を考えたとき、小児期から継続通院する可能性の高い、歯科医院の役割は非常に大きくなっているように思います。
歯科医院ほど、「食育」に最適な場はないのではないでしょうか。しかし、現状の歯科医療における食事指導をみていると、口腔(歯や歯周組織)だけを対象と考え、全身(心)を忘れたものが多いような気がしてなりません。
今、食生活の何が問題であり、歯科医院は何を伝えなければならないのか? 具体的な提案をさせていただきたいと考えています。