~痛みが消えない理由・治らない訳~
奥羽大学歯学部歯科保存学講座 歯周病学分野 教授
東京都新宿区南元町4番地
03-3353-4311
大阪市中央区谷町7-4-15
06-6762-5681
会員 | 9,000円(テキスト代含む) |
一般歯科医師 | 35,000円(テキスト代含む) |
一般衛生士 | 15,000円(テキスト代含む) |
歯内療法の大原則は「Cleaning, Shaping, Packing」と非常にシンプルですが、治療には理論に基づいた数多くのステップがあり、専門知識および高い技術が要求されます。拙書「歯内療法 失敗回避のためのポイント47 ― なぜ痛がるのか、なぜ治らないのか ―」がクインテッセンス出版の2008年度の売れ筋No. 2にランキングされたことからも、歯内療法に悩んでいる先生は多いと思われます。
治療を成功させるには、治療前に治療のゴールを踏まえた「成功のイメージ」を持てることが不可欠です。歯内療法の理論を学び、歯内療法の成功体験を積むことによって、この「成功のイメージ」が持てるようになります。 根管治療が苦手な先生の治療では、「大きな動き」「力の入れすぎ」が共通して見られます。ファイル操作の概念は、「ドリリング」ではなく「ブラッシング」か「ラスピング」、すなわちファイルで「根管壁を掻爬する」というイメージが正しいと思います。
本セミナーでは、歯内療法学におけるパラダイムシフト、理論に基づいたファイル操作法など、歯内療法に失敗しないための理論と実践のヒントを提示し、「感染根管は理論で治す」ことを理解して頂きます。また、通常の根管治療では治癒しない症例に対しては外科的歯内療法を行いますので、「歯間乳頭を保存した切開法」や「組織再生療法」を考慮した外科的歯内療法についても解説します。