歯科・獣医セミナーの学際企画

No.499 ケア型医療で伸びる患者回帰性の高い診療室~PMTC・歯周デブライドメントでアメニティーの追求を~

ケア型医療で伸びる患者回帰性の高い診療室

~PMTC・歯周デブライドメントでアメニティーの追求を~

講師

内山 茂 先生

埼玉県所沢市開業
東京医科歯科大学臨床教授

プログラム

10:00~16:00(途中、昼休憩一時間、他小休憩あり)

  1. ケア型医療で診療室をパワーアップする
  2. リコール率を高めるために必要なこと -情報提供とリコールシステム-
  3. 患者さんが真に望む歯科医療とは
  4. 大切なことは「歯周治療のシステム作り」
  5. PMTC、歯周デブライドメントの背景と実際
  6. ケアとキュアの役割分担とチーム医療
  7. 患者さんと長く付き合うために

開催日時・会場

東京会場

平成19年2月4日(日)

東医健保会館

東京都新宿区南元町4番地

03-3353-4311

  • JR信濃町駅 徒歩4分

大阪会場

平成19年1月21日(日)

千里ライフサイエンスセンター

豊中市新千里東町1丁目4番2号

06-6873-2010

  • 地下鉄御堂筋線「千里中央駅」下車徒歩2分

受講料

  • 会員 9,000円(テキスト代含む)

※法人会員では、歯科衛生士も上記会員受講料の適用となります。

  • 一般歯科医師  35,000円(テキスト代含む)
  • 歯科衛生士    12,000円(テキスト代含む)

開催にあたって

「真面目にやっているのに患者さんの数が伸びない、リコールが定着しない」という声をよく耳にします。たしかに歯科医師過剰といわれるご時世ですから、お嘆きはもっともなのですが、そんな歯科医院に限ってバランスのとれた医療を行っていないように感じます。

一体何のバランスなのか。その答えはリコールに快く応じてくれている患者さんの言葉や行動に隠されています。なぜその人は度重なるメインテナンスを続けるのか。医院サイドのどんな言葉や行為がその人の心をつかんだのか。もしかしたら、それは「まじめ」や「うまい」だけでは説明のつかないもっと感覚的なものなのかもしれません。

いまや、歯科医療は単に治せばいいだけの医療行為ではなくなってきています。そこには時に患者さんによりそい、長い目でその人をささえていくというケアの視点が必要です。もちろん「しっかり治す」ための治療技術はとても大切ですが、そのレベルに匹敵するだけの守るための行為、つまりケア型の医療についても、私たちは真剣に学んでいかなくてはいけません。

本セミナーでは演者が長い臨床経験の中でつちかったPMTC、デブライドメントなどのテクニックを通して、ケアとキュアのバランスの真髄に迫ります。ケア担当者である歯科衛生士同伴での受講も歓迎です。どうぞ奮ってご参加下さい。

※講師の所属は開催日時点のものです。