~JHエンドシステムを用いた根管にやさしい形成~
神奈川県開業
歯学博士
日本顎咬合学会認定審議会担当常任理事
日本歯内療法学会理事
国際歯科学士会日本部会会員
米国歯内療法学会正会員(AAE)
米国歯周病学会会員(AAP)
日本顎咬合学会認定・指導医
日本歯内療法学会認定指導医
1949年 福岡県生まれ
1977年 日本大学歯学部卒業
現在川崎市にて開業
実習コース : 『臨床家のための実践的歯内療法』
(シロクス臨床研修会にて年間6回)
著書 : 臨床歯内療法学(クインテッセンス出版)
東京都文京区大塚3-28-7
03-3945-6871(代)
豊中市新千里東町1丁目4番5号
06-6873-2010(代表)
※法人会員所属の歯科衛生士 9,000円(テキスト代含む、税別)
根管治療は、原因となる根管内の細菌や起炎因子を取り除くために、根管を経由したファイルなど器具を使った切削操作が主と言えます。治療の予後を決定するのは、この操作によってそれ等をどこまで徹底して取り除くことができるのかにかかっていますし、同時に細菌の生息するスペースができないよう三次元的で緊密な封鎖をいかに実現できるかにあります。
いずれしても、歯内療法には肉眼で直視できない根管内を手探りでステップアップしていく難しさと煩雑さが終始つきまといます。それだけに、より効率よくスピーディにとは我々術者なら誰しも期待するところですが、どんなに優れた器具や機械も、術者の手に取って変わるわけではありません。むしろ臨床を通して根管に精通し、数ある器具や機械を目的に合わせて自在に操る術を身につけ、その上で効率を学ぶ方が合理的といえます。第一その方が失敗がないのではないでしょうか。機械や器具はあくまでも治療の補助をするもので、術者が何を使ったかではなく、何をどのように使って何が達成できたのかが重要です。
歯内療法の理想は単に根管治療の出来不出来が評価されるものではありません。最終段階の補綴を十分に考慮し長期的に安定した予後が約束されてこそ、成功したといえるのです。
こうしたこを踏まえ、日常行っている私のエンドシステムについて、デモを交えお話したいと思います。