福岡開催が1/20→1/27へ変更になりました。
動物整形外科病院(大分県)
質疑応答
東京都渋谷区桜丘町8-24
大阪会場
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
※1月20日開催より変更になりました。
福岡県福岡市博多区博多駅東1-16-25
092-411-0026
会員獣医師: 9,000円 (テキスト代含む)
一般獣医師: 25,000円 (テキスト代含む)
※昼食は各自にてお願い致します。
※参加取り消しの場合は、開催1週間前までにご連絡いただければ受講料から手数料10%を引いてご返金致します。(上記以外のご返金はできません。代理出席は可。但し、個人会員の代理出席者が一般の場合は差額を申し受けます)
橈骨尺骨骨折は、超小型犬の飼育頭数の増加により近年多発している。特に最近では、超小型犬の極小プードルやイタリアングレーハウンドの橈骨尺骨癒合不全が急増している。
軽微な外力により橈骨遠位あるいは骨幹中央部に骨折がおこるが、解剖学的整復および整復固定が充分おこなわれないと、癒合遷延・癒合不全となる。特に無血管萎縮性癒合不全を発症すると骨移植なしでは、回復が望めないこともある。内固定をおこなっても抜釘時期が不明な為に、抜釘後の再骨折も頻発している。
我々獣医界では、尺骨の骨癒合に関しての解説もほとんど無く、全然関心がなさそうであるが、2本の骨で構成される橈骨尺骨では、この尺骨の癒合が橈骨骨折の癒合遷延・癒合不全に関連して重要な要素である。
人医整形外科領域での一般的な骨整復固定法と同様の考え方で四足歩行の動物の骨折治療を考えてはならない。人医整形外科領域で、特に難しい骨折といわれている、“精神に異常のある患者の骨折” を我々獣医師は、全ての骨折治療に当てはめて考えるべきである。
そこで、今回のセミナーでは、2,000症例以上の骨折依頼症例そして、橈骨尺骨骨折関連400症例から導き出された、完璧に癒合させる整復固定法のコツ・骨癒合の確実な確認方法・抜釘時期の今までとは違う判断ポイントおよび見極め方法などを中心に解説する。
トピックスとして“ペルテス病の77年間の常識を覆す外科手術方法”と題して、ペルテス病を解説する。