2024年9月1日
治療はもちろん、診断も重要!
岐阜大学応用生物科学部獣医内科学研究室 准教授
質疑応答
大阪会場
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1
財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733
福岡県福岡市博多区博多駅南1-8-31
092-467-1113
会員獣医師 | 9,000円 (テキスト代含む) |
一般獣医師 | 25,000円 (テキスト代含む) |
内分泌疾患では動物が救急状態となって来院することがあります。そのような動物が来院したら、迅速な処置を行って状態を回復させることが最も重要ですが、同時に適切な診断アプローチを用いて正しい診断を下すことも必要です。特に内分泌疾患では、治療開始後には確定診断が難しくなってしまう場合が少なくないため、あらかじめ各疾患の診断法について十分理解しておくことが必須です。
本講演では救急治療が必要となる代表的な内分泌疾患として、糖尿病性ケトアシドーシス、副腎皮質機能低下症のほか、内分泌異常をともなう代謝異常である低血糖および低カルシウム血症について取り上げたいと思います。もしも明日、これらの疾患の動物が来院しても自信を持って診療を行うことができるよう、基礎的な診断および治療の方法について解説するとともに、典型的でない症例に対応するために必要な、各疾患の病態および内分泌機能検査の詳細についてお話しします。内分泌疾患に興味のある先生はもちろん、救急獣医療に携わる全ての先生のお役に立てるような内容にできればと思います。