日本大学獣医外科学研究室 専任講師
他、インストラクター 数名
協力 オサダメディカル株式会社
東京:定員 48 名 大阪:定員 48 名
定員制(申込受付順・会員優先) ※参加には、事前登録が必要です。
講義
実習実習ガイダンス(各手術のポイントについて)
質疑応答
東京会場
東京都港区芝3-41-8
03-3452-3461
大阪会場
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371(代)
会員獣医師 | 49,000円+実習材料費15,000 円 |
一般獣医師 | 65,000円+実習材料費15,000 円 |
日常の臨床現場で最も診療する機会が多い神経疾患は、椎間板ヘルニアです。そのような背景と近年のMRI検査の普及から、椎間板ヘルニアを診断する機会は決して少なくはありません。特に、本邦では、トイ・プードル、ミニチュア・ダックスフンド、フレンチ・ブルドッグといった好発犬種が依然として人気があるため、しばらくはこの傾向が続くことが予想されます。したがって、臨床獣医師にとって、椎間板ヘルニアの診断と治療に関する最新知見を習得することはきわめて重要です。椎間板ヘルニアの保存療法は、いずれの施設でも行うことができますが、残念なことに外科手術が行える施設は限られています。そのような背景から、ひとつでも多くの施設で椎間板ヘルニアの外科療法が行えるように、今回の実習を企画しました。今回の実習では、特に胸腰部の椎間板ヘルニアの手術に関する手術を中心にその要点を解説していきたいと思います。
本実習では、犬の軟組織付脊柱モデルを用いて実際に片側椎弓切除術および背側椎弓切除術を小グループで体験していただきます。さらにアドバンスとして、小範囲片側椎弓切除術、椎体切除術、造窓術といった手術についても学んで頂きたいと思います。本実習の最後には、頚部椎間板ヘルニアに対する腹側減圧術についてのデモンストレーションも行う予定です。
本実習は、これから椎間板ヘルニアの手術に挑みたい先生にとって、有意義な体験となることは間違いありません。自分の手で手術を学習できる数少ない機会ですので、是非とも参加して頂きたいと思います。