〜“何か”をやめること(引き算)で治療効果の「打率」を上げる考え方〜
動物アレルギー医療センター センター長
日本獣医皮膚科学会 認定医
北里大学獣医畜産学部獣医学科卒
山口大学大学院連合獣医学研究科在籍
東京大学附属動物医療センター内科系診療科
オハイオ州救命動物医療センターMedVet皮膚科
ニューヨーク VCA Animal Specialty Center皮膚科
少年野球時代は鬼監督のスパルタ指導で鍛え上げられ、全日本少年野球選手権大会で優勝。中学総合体育大会では県大会 決勝まで進むが、イチロー投手(現マーリンズ)率いる豊山中に惜敗し準優勝。高校で甲子園出場の夢を果たせなかった悔 しさをバネに、現在は博報堂草野球チームに所属し全国制覇を目指す。
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質疑応答
福岡県福岡市博多区博多駅南1-8-31
092-467-1113
大阪会場
兵庫県尼崎市長洲西通1-3-23
06-6483-4371
東京都港区新橋5-15-5 交通ビルB1
財団法人 国鉄労働会館
03-3437-6733
会員獣医師 | 9,000円 (テキスト代含む) |
一般獣医師 | 25,000円 (テキスト代含む) |
「“何かの治療”をたすこと(足し算)」によって治療をするというより、「“何か”をやめること(引き算)」によって困らない程度にまで痒みレベルを下げ、生活の質を維持する。つまりいかに除外診断ができるか?を意識して日々診療しています。
例えば、食物アレルギーの治療では、その症例で原因となっている食物アレルゲンを完璧に特定することは不可能なので、「どのフードがいけないか?」というより、「どのフードであれば大丈夫か?」ということを追及することに力を注ぎ、あらゆる手段を使って、その“打率”をあげるための対策をとります。
本講演内容は、私個人のエンピリカルな治療のレジメではなく、これまで私が出会った獣医皮膚科臨床に精通する多くの優秀な諸先輩方や志の高い仲間から教わったテクニックやノウハウの集大成です。ご多忙な臨床現場の先生方にとって、本講演内容が明日からの診療の“即戦力”となれば幸いです。